Amazon Fire TV StickのニューモデルではYouTubeアプリのリモコンによる音声検索が可能になっていましたが、最近になって旧モデルのOSバージョンアップにより、同様にYouTubeの音声検索が可能になったので紹介します。2018年以降でもOKを確認済みです。
アマゾンとGoogleの関係が悪化
「子供の喧嘩」を世界レベルでやっていますが、それにともなってAmazon製品でのGoogle純正YouTubeアプリが2018年1月1日から使えなくなると2017年末にメッセージが表示されていました。
★ところが、1月2日時点で確認したところ、ブラウザー経由でYouTubeアプリが従来通り使えることが確認できました。音声検索によるYouTube試聴もOKです。さらにFirefoxやSILKアプリによる一般的なWebブラウジングも快適に行えるようになりました。
しかし、昔はAndroidデバイスにインストールされているアプリをFireタブレットやFire TV Stickなどに転送できるアプリがAndroidデバイスで使えていましたが、GoogleがAndroidの開発元なので最近は使えなくなっています。
AndroidだけでなくiOSのYouTubeアプリからもキャストボタンが消えたので、モバイルからのキャストは全面的に出来なくなりました。iOSのAirPlay経由のミラーリングはOKです。
あの手この手でこの類のことをAmazon製品に対して行っているので、他のアプリや機能にも影響が出ていますが、今のところアマゾンがどう対処するのかはよくわかりません。
AmazonTubeというYouTube対抗サービスの商標登録を最近になってアマゾンが申請しました。
とりあえず、Fire TV StickでYouTubeを観るには、Firefoxなどのブラウザーアプリ経由で観ることになります。1月2日時点で確認済みです。
【Fire TV Stick】Fireアプリ内ブラウザーの使い方と音声検索など?!
旧モデルによるYouTubeの音声検索
私のFire TV Stickは2016年2月に購入したものです。最近になってニューモデルが登場しYouTubeの音声検索が可能になっていましたが、私の旧モデルでもOSのバージョンアップ(自動的に行われる)により可能になったので紹介します。以下は私の旧モデルでの映像です。
YouTubeには行かずにホーム画面で音声検索します。
「こうかくきどうたい」と喋りましたが・・・
クリックします。
この画面で新しく「YouTube.com」のサムネイルが追加になりました。「music」もサムネイルになっています。
「YouTube.com」のサムネイルを選択します。
クリックすると、YouTubeアプリがロードされ開きます。
YouTube上での検索結果が表示されました。2番目のサムネイルを選択し開いてみると・・・
スカヨハ版の予告編が観れました。本編もYouTube上にありますが有料で、Fire上では支払いができないので、いったんPCかスマホで支払ってからFireに戻ると観れるハズです。私はAmazonプライムビデオの方が安かったのでそちらで観ましたが・・・
一時停止すると関連動画のサムネイルが下にいくつか表示されます。「=LOVE」や「AKBingo」も表示されているので、「検索+履歴」が表示されるようです。
まとめ
今まではスマホでYouTubeの検索をして、観る動画を再生し始めてから、キャストかAirPlayでFire TV Stickに表示するか、履歴や「後で見る」を使ってFire TV Stick側のYouTubeアプリで再生していました。
キャストやAirPlayだと画質が悪くなるので、じっくり観たいコンテンツだとFire TV Stick側のYouTubeアプリに限りますが、キャストやAirPlayはサクサク観れるので目的に応じて切替えています。
音声検索がYouTubeでも使えるようになったので、これからはリモコンによる操作が増えると思います。スマホでの操作の方が使い勝手が良いのでケースバイケースですが、観たい動画が決まっている場合は、リモコンによる音声検索が便利だと思います。
ではでは、きらやん