前回は置き場所の関係で、持ち運びが簡単なポータブルアナログプレーヤーを購入して試しましたが、針飛びが起こって使い物にならなかったので、今回は国産メーカーのDENONのものを購入して試してみました。ファーストインプレッションをレポートします。
セッティング
国産メーカーなので家電並みにきちんとしていました。安心感があります。ところが、電源ケーブルとオーディオケーブルが本体の後ろの穴から直接出ていました。電源ケーブルは問題無いのですが、オーディオケーブルは1メートルほどなので、私のオーディオセットのアンプまで届きませんでした。
そこで仕方なく、間に手持ちの真空管アンプを繋いで、アンプの入力にプレーヤーのケーブルを繋ぎ、前回買った10メートルケーブルをアンプの出力に繋いで、それをオーディオアンプのライン入力に繋ぎました。
この真空管アンプは秋葉原の木村無線で買ったもので、2万円ほどの安いものです。パワーアンプまで真空管にすると大幅に高額になりますが、パワーアンプはトランジスタにして、途中に真空管アンプを入れることで、手軽に真空管アンプの音が楽しめます。
低音ブーストのスイッチがありますが、これはハイファイオーディオなので使っていません。試しに今回の録音の途中でスイッチを入れてみましたが、見事にレベルオーバーで音が歪みました。
オーディオセットを鳴らしてみた
スピーカーはDALIのZENSOR1でペア2万5千円とエントリーモデルですが、音は良いです。
曲はPerfumeの「Party Maker」です。前回の「1mm」だとやはり針飛びがしました。前のポータブルプレーヤーで何回も針飛びが起こったので、レコードの溝を傷つけたと思われます。安物は怖いです。
先ずは音をオリンパスのLS-20MというステレオMP3レコーダーで録音したものです。ビットレートは320kbpsです。速度が速すぎてモバイルでは追い付かないかもしれませんが・・・
途中で真空管アンプの低音ブーストスイッチを一時的にオンにしてみました。声が入っています。
この曲では針飛びは起こりませんでした。当たり前ですが、疑心暗鬼になってしまいました。
USBメモリーへのダイレクト録音
ビットレートは記載がありませんが、10MBだったのでおそらく256kbpsだと思われます。
録音は表にあるスイッチを押すことで行います。任意の部分を録音できます。
まとめ
私が以前に使っていたアナログプレーヤーは5万円ほどで、カートリッジをシュアーのものに取り替えていたり、いろいろいじっていたので、全体では10万円近く投資していました。
今回は2万円でもお釣りが来るほどの投資で満足のいくプレーヤーが手に入りました。やはりできれば国産品がオススメですね。と言っても真空管アンプを繋いでいるので、結果的には4万円近く投資しているのかもしれませんが・・・
CDプレーヤーに真空管アンプを繋いでも同じ効果は得られますが、アナログプレーヤーの方が真空管アンプが似合っている感じはしています。
YoutubeミュージックビデオのPerfume「Party Maker」です。参考にしてください。
Perfume – Party Maker (Live ver.) – performances mash up >>>
【アナログレコードプレーヤー】6,880円はやはり使えなかった?!
ではでは、きらやん