次の360°VR作品のイメージが天から降ってきたので、イメージを把握するための2D画像によるテスト版を試作してみたので紹介します。オードリー・ヘプバーン主演の映画「ティファニーで朝食を」と「ローマの休日」をミックスしたような作品で、テーマは「Holiday in New York」としました。
はじめに
360°VR作品の制作方法については、以下のアマゾンKindle電子書籍で初心者にもわかりやすく紹介しています。Unlimited会員であれば¥0でお読みいただけます。
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3DCG美少女モデルの制作についても、電子書籍内の「サポートと特典」の章に記載されているパスワードを用いてサポートページにログイン（ユーザー名は kindle ）すれば、２冊のPDFマニュアルを無料でダウンロードできます。初心者にもわかりやすく3DCG美少女モデルの作成とアニメーションやVR化について紹介しています。
サポートページの内容については、以下のページでスクリーンショットによるプレビューをご覧いただけます。
今回は、次回制作する360°VR作品のイメージを得るために、2D画像によるテスト版を簡単に試作してみたので紹介します。
DAZ Studioによる3DCG美少女モデルの制作
ベースモデルはGenesis 8 Femaleを用いたAsh JKを流用しました。Kindle電子書籍で紹介しているモデルです。
いつものように、ChromebookからPaperspaceの仮想Windowsに接続して作業しました。レンダリング以降は仮想Windowsを終了して、Chromebookのブラウザーから使えるPixlr Eを使用して2D画像の編集や合成を行いました。
衣装は「ローマの休日」でオードリー・ヘプバーンが着ている服をベースにしたものがDAZ3Dで見つかったので購入して使いました。dForce対応なので物理シミュレーションによるリアルな表現が可能ですが、今回は物理シミュレーションは使っていません。
Looking back to one of the classic looks brought to us by…
2022年11月7日時点では通常$24.95を62%の値引きで$9.48で購入できます。支払いは私の場合はPayPalで行いました。
髪は昔から簡単な試作によく使っているショートヘアーの「Toulouse Hair」を使いました。Genesis 8 Femaleでは読み込む時にコンバートするメッセージが出ますが、そのまま「Accept」をクリックすればOKです。
ポーズはいつものようにアニメーションのプリセットから適当なものを選んで、好みのポーズで止めて細かい調整を加えます。Irayによるレンダリングを行った結果が以下です。背景が透明な1000 x 2000 pixのPNG画像です。試作なので全体的な雰囲気が重要であり、細かい部分は気にしていません。
背景画像
Googleマップでニューヨークのティファニー本店前の360°ビューを表示して、そのまま全画面表示でスクリーンキャプチャーして使っています。360°VRにする場合は全体をダウンロードして使いますが、今回は試作なので簡易的な方法を使いました。
試作作品
ティファニー本店のガラスの前にレンダリングした3Dモデルを立たせて多少の加工や編集を行いました。すべてPixlr Eで行っています。
ガラスに背景のビルなどがうっすら写り込んでいるので、ついでにモデルを背中側からレンダリングした画像を半透明にして合成しています。
実際には、モデルの身長が通常の人物の２倍ほどになっているなど、現実ではありえない画像ですが、１枚の画像でイメージを構成する都合上、このような設定にしています。
まとめ
オードリー・ヘプバーン主演の映画「ティファニーで朝食を」と「ローマの休日」をモチーフにした「Holiday in New York」というテーマで次回の360°VR作品を制作することにしたので、今回はイメージを確認するために2D画像を簡単に試作してみました。
次回は、ティファニー本店の反対側に２人の3D美少女モデルを立たせるつもりなので、その２体のモデルの制作（といっても以前に制作したモデルの流用ですが）を行う予定です。
ではでは、きらやん
