【iPhone/iPad】再起不能にする恐怖のバグが判明したので実際にやってみた?!

ごく簡単な手順でiPhoneとiPadを再起不能に陥れてしまうという恐怖のバグが判明しました。「そんなん本当になるの?」と思った人のために、編集部に転がっていたiPhone 5sで実際に試してみることになりました。

GIGAZINEの記事から引用

ごく簡単な手順でiPhoneとiPadを再起不能に陥れてしまうという恐怖のバグが判明しました。その手順とは「日付を1970年1月1日に設定して再起動する」だけというものなのですが、「そんなん本当になるの?」と思った人のために、編集部に転がっていたiPhone 5sで実際に試してみることになりました。

Newly-revealed date glitch may render some iOS devices unusable
http://appleinsider.com/articles/16/02/11/newly-revealed-date-glitch-may-render-some-ios-devices-unusable

バグ発生の手順は、iPhoneおよびiPadの設定画面を開き、日付を「1970年1月1日」にして電源のオフ→オンを行うというもの。これだけで誰でもiPhone/iPadを死に至らしめるという恐るべきバグです。

ということで、実際に手順を試してみたところ、本当に再起不能になった様子が以下のムービー。ものの数分でiPhoneが高級文鎮と化してしまいました。

iPhoneが簡単に再起不能になるバグを試してみた – YouTube

手順は次のとおり。まず、設定から[一般]→[日付と時刻]へと進みます

時刻設定の[自動設定]をオフにして、日付を[1970年1月1日]に設定

日付設定が完了したら、そのまま電源をオフ

再び電源を投入するも、Appleマークのまま画面が動かなくなり、ずっとこのままの状態に。時おり画面の明るさが増したりはするものの、基本的にはこの状態。その後、電源が落ちて再びAppleマークが表示される、という無限ループに突入しました。

Redditのスレッドによると、このバグはタイムゾーン設定に関連するものであるとみられるとのこと。日付を限界まで巻き戻すことで、タイムゾーン設定の状態によっては値がゼロよりも小さなものとなってしまい、システムに破壊的な影響を与えてしまうようです。

このバグの発生条件は、iOS 8およびiOS 9がインストールされている64ビットプロセッサ搭載機とのこと。該当する機種はiPhone 5s以降のiPhoneまたは以下の複数のiPadモデルとなっています。

・iPhone 5s
・iPhone 6 / 6 Plus
・iPhone 6s / 6s Plus

・iPad Air
・iPad Air 2

・iPad mini 2
・iPad mini 3
・iPad mini 4

・iPod touch (第6世代)

今回明らかになったバグは、特に複雑な操作や特定の文字列が必要なわけではないので、誰でも今すぐ端末を即死させてしまえるという意味では史上最強レベルのバグと言っても過言ではなさそう。おもしろ半分で「押すなよ!絶対に押すなよ!」のノリでやってしまうと本当に大変なことになると思われるので、軽い気持ちで「試してみた」は絶対に避けておくべき。また、万が一誰かにイタズラされる危険もあるので、端末にパスワードロックを設定していない人は今すぐ設定しておくほうがベター。さもなくば、本当に端末がお亡くなりになってしまう可能性があります。

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まとめ

私はスマートフォンやiPod touchにはパスコードロックをかけていますが、かけていない方もいらっしゃると思います。今回のように簡単にiPhoneやiPadやiPod touchを動作不能にする方法が公開されたので、心ない愉快犯が現れるとも限りません。

是非とも、他人が操作できないように、パスコードロックをかけることをお勧めします。
パスワードロック

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ではでは、きらやん