いまやタブレットが一般化したWindows 10時代。テックウインド株式会社が2016年1月中旬に発売する予定の『キーボードPC WP004』です。Windows10で動作するPC機能をすべてキーボード内に内蔵した、すっきりコンパクトな製品です。価格は2万円台みたいですが・・・
M-ON! Pressの記事から引用
[ad]家でちょっと使うだけなら、こういうのでもいいんじゃない?
いまやタブレットが一般化したWindows 10時代。PCが一体化されるのはタッチパネル対応のディスプレイ画面だけかと思っていましたが、思わぬ伏兵が登場しました。テックウインド株式会社が2016年1月中旬に発売する予定の『キーボードPC WP004』です。Windows10 Home 32bitで動作するPC機能をすべてキーボード内に内蔵した、すっきりコンパクトな製品です。
21世紀の視点で見ると珍しいですが、思い返せば1980年代のホビー向けパソコン「MSX」あたりの時代にはキーボード一体式PCも多くありました。当 時を知るユーザーならむしろ懐かしく感じるかもしれませんね。ちなみにWP004を外部ディスプレイに接続する際は、HDMIもしくはVGAの端子を用い ます。
決してハイスペック機というわけではないものの、スペックは必要充分といったところ。CPUはインテルのAtomプロセッサーZ3735F、メインメモリ 2GBでストレージ32GB。有線なら2基のUSB2.0ポートおよびLAN、無線もWi-FiとBluetoothでの外部接続が可能です。性能的なイ メージは小型な廉価版のWindowsタブレットに近いものと思って良さそうかな。ちなみにWP004の実売想定価格は「2万円台で調整中」とのことです。
ノートPCにあるようなトラックパッドを備えているので、マウス不要でキーボードPCだけで動かせるのも良いですね。場所をとらないため、自宅やビジネスの様々な用途に活用できそうな予感です。
TOSHIBA-English Tablets 英語版タブレット Intel Atom – Z3735G/1GB On Board/16GB/7.0” diagonal widescreen/Front + Rear Camera/WiFi+BT/Win8.1 Refurbished 再生品、Model: WT7-C16B (PDW0EU-001001B) [並行輸入品]
まとめ
これを使う場所は、おそらく大画面テレビの前ではないでしょうか?
持ち歩いて使うのであればタブレットの方が便利だし、Amazon Fire 8GBなら5千円弱で買えます。それにコンパクトなワイヤレスキーボードを追加で買っても1万円でお釣りが来るので、良い時代になりました。
しかし、大画面で楽しむことに意味があります。事実、私は32インチテレビをパソコンの画面としていつも使っていて、Mac miniと自作Windows VistaPCの両方を繋いで切り替えて作業しています。今時Vista?と思われるかもしれませんが、動作が軽いので最も作業効率が良いのです。
このキーボードPCはWindows10の32bit版ですね。今時64bitでは?と思われるかもしれませんが、メモリーが2GBなので32bitで十分です。もちろん64bitアプリケーションは走りませんが、私ならAmazon Workplaceの無料枠デスクトップ環境で64bitアプリケーションを使いますね。
メモリー2GBで64bitアプリケーションを使うのは厳しいと思います。なぜなら、64bitにする目的の多くは4GB以上のメモリーを必要とするからに他ありません。そんなアプリを2GBメモリーのパソコンで走らせても重いだけで実用的ではありません。
軽いアプリケーション、例えばブラウザーやメールクライアントなどを大画面で使えば、ほとんどの用途に対応できます。そういう使い方がベストだと思います。
いずれにせよ、面白い製品なので検討しようかと思います。いかがですか?
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ではでは、きらやん
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