札幌に移住して半年後にまさかの北海道地震で被災。ボランティア活動の支援が注目を集める中で、多忙な人でも出来る「ふるさと納税」による災害支援の寄付について紹介します。被災自治体の負担を軽減する代理寄付制度も?
背景
2018年3月に広島市から札幌市に移住してきましたが、半年後にまさかの北海道地震で被災しました。
幸い私自身は大した被害は受けなかったものの、胆振日高地方に住んでいる方の惨状を見聞きするにつれ、他人事ではないと痛感しています。
最近のニュースで「ボランティアのベテランが子供を救出」した事が話題になり、ボランティアに対する関心が高まっています。
しかし、私がそうであったように、現役のサラリーマン時代は多忙で心のゆとりが無い状況下では、自分や家族の事で頭がいっぱいで、他人のことに関心を持つことはほとんど無かったです。
そういった時間の無い生活を送っている方にオススメしたいのが、「ふるさと納税」と代理寄付制度です。
ふるさと納税による災害支援
被災地復興支援目的の寄付
「ふるさと納税」、返礼品目的以外の活用法 被災地復旧にあて寄付本来の趣旨に沿うべき >>> 東洋経済オンライン
私がオススメする「ふるさと納税」は、目的を被災地復旧などに充てる寄付です。
例えば、災害支援の場合は以下のサイトに行きます。
https://www.furusato-tax.jp/saigai/
代理寄付制度
代理寄附とは、被災していない自治体が、被災自治体に代わり寄附金を受け付けることで、被災自治体の業務の負担を大幅に減らし、いち早く皆様からの支援を被災地自治体に届ける仕組みです。
被災直後の被災自治体の業務量はパンク状態に近いので、代理寄付による支援をお願いします。
https://www.furusato-tax.jp/feature/a/furusato-choice_column-vol8
ふるさと納税による寄付はスピーディー
本日(9月11日)から日本赤十字社による義援金寄付の受付が始まりましたが、この時点ですでに「ふるさと納税」による寄付金は以下のように集まっています。
「ふるさと納税」の代理寄付がいかにスピーディーかがわかると思います。
まとめ
ボランティアと聞くと、何か「行動を起こして他人に尽くす」という意識が、逆に自分を消極的にしてしまいがちだと思います。
私はむしろ「自分のために」ボランティアや寄付などをしてみると良いと思います。
「心の豊かさ」が失われつつある「物質的/経済的/文化的に豊かな日本」にありながら、自分に何ができるのか?を考えるきっかけになるのではないでしょうか?
自分がハッピーな気持ちになれれば、他人に愛情を届けることも可能になると信じます。
「そのお婆さんは、庭で採れた野菜に料理メモを付けて、メルカリに出品している」
移住して2ヶ月が経った頃から町内会活動に参加するようになると、交通部の副部長にいきなり任命されてしまい、夏祭りや盆踊り大会の交通整理や警察の交通安全週間の行事に参加するようになりました。
被災した後で痛感したのは、いかに口コミによるご近所やコミュニティーからの情報入手がスピーディーでタイムリーかです。
給水場所の情報や、近所のスーパーで「何でも100円均一セール」をやっている、といった情報は全て口コミで入手したタイムリーな情報でした。こういうのは素早い行動に繋がり、本当に役に立ちます。
住んでいる地域に密着したご近所付き合いや町内会などのコミュニティー活動に、少しでも関心を持って参加することをオススメします。
ではでは、きらやん