電子ペーパー採用で、Apple Watchでは到底不可能な1週間の電池持ちを実現している、Apple WatchでもAndroid Wearでもないスマートウォッチ「Pebble 2&Pebble Time 2」がPebbleより発表されました。さらに謎の端末「Pebble Core」も一緒に出資を募集しており、爆速で出資者が増加中です。
GIGAZINEの記事から引用
電子ペーパー採用で、Apple Watchでは到底不可能な1週間の電池持ちを実現している、Apple WatchでもAndroid Wearでもないスマートウォッチ「Pebble 2&Pebble Time 2」がPebbleより発表されました。Pebbleと言えばKickstarterでこれまで最も多くの出資額(約24億5000万円)を集めたプロジェクトとしても有名ですが、その最新端末がPebble 2とPebble Time 2で、さらに謎の端末「Pebble Core」も一緒に出資を募集しており、爆速で出資者が増加中です。
Pebble 2, Time 2 + All-New Pebble Core by Pebble Technology — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/597507018/pebble-2-time-2-and-core-an-entirely-new-3g-ultra新型スマートウォッチ「Pebble 2&Pebble Time 2」がどのような端末になっているのかは以下のムービーを見ればわかります。
Pebbleの新型端末のデザインを練っている風景からムービーはスタート。
試行錯誤の上完成した、Pebbleの最新端末は以下の3つ。
これは初代Pebbleの後継機となる「Pebble 2」。より高速なプロセッサーや心拍数センサー、マイクなどを新たに搭載したスマートウォッチです。
端末カラーは以下の5色。端末筐体はプラスチック製です。
Pebble 2をエントリーモデルとするなら、新しい「Pebble Time 2」はハイエンドモデルに当たります。
本体カラーは3色で、左からシルバー・ゴールド・ブラックというラインナップ。本体前面は金属素材が使用されており、Pebble 2よりもゴージャスな見た目です。
そしてこれが「Pebble Core」
アップで見るとこんな感じ。四角いスイッチのような端末ですが一体どうやって使うのでしょうか……?
というわけで、まずは「Pebble 2」がどんな端末なのかを紹介してくれます。
Pebble 2の本体カラーは以下の5色で、ボディ部分と本体側面のボタン部分のカラーが異なるようなデザインになっています。
Pebbleの最大の特徴は電子ペーパーディスプレイを採用している、という点。液晶ディスプレイよりも解像度はグッと落ちますが、代わりに抜群の電池持ちと屋外の太陽光下でもディスプレイを見やすいという、抜群の視認性を実現しています。
屋外でも以下の通りバッチリディスプレイに表示された文字が読めます。なお、Pebble 2は初代モデルよりもハイコントラストな白黒電子ペーパーディスプレイを採用しています。
さらに、防水対応なので着用したままプールに入っても問題なし。
バッテリー持ちはなんと最大1週間と、液晶ディスプレイを搭載したスマートウォッチではなかなか実現しがたい数値になっています。
進化したPebble 2では、以下のように運動内容をトラッキングしたり……
マイクを内蔵したり機能が大幅に進化したので、スマートフォンを使わずに音声だけでメッセージを送ったりも可能になります。
運動量の計測だけでなく、心拍数センサーを搭載したことで着用者の心拍数を計測することも可能。
搭載されているのは最新版のPebble OSで、タイムライン形式で予定のチェックなどもできます。
続いて、「Pebble Time 2」
Pebble Time 2ではひとつ前のモデルであるPebble Timeと同じカラーの電子ペーパーディスプレイを採用しています。本体サイズは前モデルから変わりありませんが、ディスプレイはなんと53%も拡大。
カラーになるだけでディスプレイの表現の幅が大きく拡大しています。
さらに、Pebble 2よりも優れた最大10日間というバッテリー持ちを実現。
最も頻繁に使用するアクション(特定の人物へのメールや電話、現在地の天気予報の確認など)を設定しておけば、ボタンをひとつ押すだけでアクションを実行することも可能。以下のように「CALL UBER(Uberを呼ぶ)」「SEND SMS(SMSを送信)」などが画面に表示されており……
ワンボタンで配車サービスのUberを利用することも可能というわけです。
なお、Pebble 2とPebble Time 2に搭載されているPebble OS対応のアプリの数は既に1万3000個以上なので、使う用途が「アクティビティトラッカーしかない」ということは回避できそうです。
2つの新型スマートウォッチをさっそくレビューしているムービーが公開されおり、以下からチェックできます。
New Pebble 2 has built-in heart rate tracking – YouTube
さらに、ランニング中の女性が胸元につけている四角い端末が「Pebble Core」。端末正面のへこみ部分がボタンになっており、これを押すとアクティビティの計測がスタートする、というアクティビティトラッカーのようです。
Pebble Coreは3G通信やWi-Fi接続が可能なので、スマートフォンがなくても単体で動作可能です。
また、通信機能を生かして単体でSpotifyから音楽をストリーミング再生することもできます。
3G通信機能だけでなく、GPSも搭載しているのでランニング時のペースや移動距離を測定することも可能。
Pebble 2やPebble Time 2と同じくマイク内蔵で、音声インターフェースにも対応。
緊急時にはSMSを送信することもできます。
Pebble CoreはAndroid搭載端末であり、Google Fit・STRAVA・Runkeeper・Under Armour Record・MapMyRunなどのフィットネスアプリに対応しています。
なお、Pebble Coreの詳細なスペックは以下の通り。最大9時間の位置追跡もしくはオフラインでの音楽再生が可能。内蔵ストレージは4GBで、3G・Wi-Fi・Bluetoothでの通信ができます。
豊富な通信機能と物理ボタンがひとつしかないという単純な操作性、そしてAndroid搭載端末であるという点を生かし、アクティビティトラッカーとしてだけでなく、何か「おもしろいアイデア」と組み合わせて使ってほしいとPebbleは考えている模様。以下のように、ペットの位置追跡に使用したり、ボタンを押すとUberを呼べたり、自分の自動車の鍵を解除するのに使用したり、と使い方は無限大です。
Pebble Coreも既にレビュームービーが公開されています。
Pebble Core is a GPS accessory for runners – YouTube
なお、これらPebbleの新作スマートウォッチ&ガジェットは全てKickstarter上で出資を募集中。目標金額は100万ドル(約1億1000万円)でしたが、記事作成時点では既にその5倍の500万ドル(約5億5000万円)を突破しており、製品化はほぼ確実です。それぞれの製品をゲットしたい場合、いくら出資すればよいかは以下の通り。日本への送料は出資する製品により異なりますが、15~20ドル(約1700~2200円)程度になります。
Pebble 2:99ドル(約1万1000円)
Pebble Time 2:179ドル(約2万円)
Pebble Core:69ドル(約7600円)Pebble 2、Pebble Time 2、Pebble Coreなどへの出資期限は2016年6月30日午後2時までです。
Pebble Smartwatch Black【iPhone & Android対応 スマートウォッチ】並行輸入品
まとめ
私は初代Pebbleをアマゾンで1万5千円くらいで購入して日本語化を行って半年ほど使っています。気に入っているのは、バッテリーが1週間もつことと、時計を常時表示してくれること、および屋外でもはっきり見えることですね。
これらは時計として備えてほしい基本的なものばかりですが、そういった基本をきっちり押さえて低価格なところが使い続けている理由です。新機種も魅力的ですが、日本語化ができるようになるには少し時間が必要かもしれません。
Pebble CoreはSpotifyが聴けるようですが、Spotifyの無料版はデスクトップでは良いのですが、モバイルでは最近はすぐに「おすすめ」の曲が再生されてしまい、聴きたい曲の邪魔になりあまり楽しめなくなりました。そのために最近ではモバイルではApple MusicでK-POPを聴いています。
K-POPはApple Musicでも新曲がすぐに聴けるようになりました。最近では少女時代のティファニーの「I Just Wanna Dance」アルバムはもちろんですが、リミックス版も聴けます。ジェシカの「With Love, J」もOK です。3か月無料で聴けますし、その間の機能制限は無いのでSpotifyのような面倒さは無く楽しめます。
シンプルな製品がお好みの方にはPebbleをお勧めします。
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ではでは、きらやん