サービス付き高齢者向け住宅を母に勧めてみたら?!

有料老人ホームでの介護職員による入居者への虐待などが話題となる中で、88歳になる母は共同生活が苦手なので、サポートを受けながら低料金でバリアフリーの賃貸マンション感覚で入居できるサービス付き高齢者向け住宅を勧めてみましたが?

背景

88歳の母は2年前までは要支援2でヘルパーさんの週2回のサポートを受けながらほぼ自立して生活していました。

私は母の介護のために会社を退職して実家の広島市に戻り、Webデザインなどで自宅で仕事をしながら母の面倒もみていました。

https://www.azumien.jp/contents/industry/00005.html

母が外出時に転倒して太ももを骨折し1ヶ月以上入院中に一時的に認知症を発症したことで、要介護2になりました。

退院後もヘルパーさんに週3回のサポートを受けるようになりましたが、私の介護の負担も増えました。

私の経済的な状況の悪化にともない、パートで1日4時間働く企業に勤めるようになりましたが、休む日も多く、すると収入が減り、介護と仕事の両立が困難な状況になりました。

そんな中で、東京で務めていた弟が、介護休暇をとって広島市に戻ってきました。彼は貯蓄額が多く経済的な状況は良かったので、介護を交代してもらい、私は札幌市に移住して新しい生活を送ることにしました。

最近になって、弟の介護の負担が増えて自分の自由時間が取れないような状況にあると聞き、母を最初は有料老人ホームに入れる事を考えました。

しかし、母の性格から共同生活に向いていないのと、年金額と貯蓄から有料老人ホームは困難と判断し、サービス付き高齢者向け住宅を勧めてみました。

有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅の違い

以下の記事が参考になります。

https://kaigo.homes.co.jp/manual/facilities_comment/list/yuryo/hikaku_service/

私の感覚ではその違いは、有料老人ホームは「分譲マンション」で、サービス付き高齢者向け住宅は「賃貸マンション」のような感じで捉えています。

サービス付き高齢者向け住宅は、入るのも出るのも簡単なので、母のようにいわゆる「わがまま」な性格の人間には合っているような気がします。

母に勧めた具体例

最初に有料老人ホームに入るのを母に勧めた時に、母が難色を示した主な点は以下です。

・経済的に入居可能な有料老人ホームは不便な場所(人間関係が疎遠になる)

・母と仲の良い妹の叔母と一緒に入居したい(経済的に入居可能な物件が無い)

そこでサービス付き高齢者向け住宅で母が満足できるような物件を探して以下を勧めました。

https://kaigo.homes.co.jp/facility/detail/f=55783/

サービス付き高齢者向け住宅

広島市の市街地で市電の駅から近く、近所に赤十字病院などの大きな総合病院があるので安心です。

まとめ

母は入居しても良いと言いましたが、叔母からは今の場所から離れたくないと断られ、母も叔母と同居できなければ嫌だと言っているので、この話は立ち消えになりました。

弟の状況を観ながら、少し介護の負担を減らしてもらって、様子を観ています。

私は技術者なので、論理的な思考は得意ですが、こういったある意味で非論理的な世界は苦手で、私よりそういった世界が得意な従兄弟(叔母の息子)に相談しつつ、少しづつ課題解決に向けて進めていますが・・・

ではでは、きらやん