9月12日にザンビ・プロジェクトの舞台キャスト6名が発表された映像を観ながら、ふと技術者として「生産財」と「消費財」というワードが頭をよぎりました。雑誌や写真集のモデルから舞台俳優になる過程が観てみたいような?
舞台キャスト発表風景
2018年09月12日 秋元真夏・山下美月・与田祐希・・・「ザンビ舞台出演者発表第1弾」>>> YouTubeへ
6名の内訳は、乃木坂46/欅坂46/けやき坂46から各2名です。キャスト・メンバーは以下。
・乃木坂46 :山下美月(19歳)、与田祐希(18歳)
・欅坂46 :土生瑞穂(21歳)、小林由依(18歳)
・けやき坂46:齊藤京子(21歳)、小坂菜緒(16歳)
この内、ファッション誌専属モデルは以下。
・山下美月:「CanCam」
・土生瑞穂:「JJ」
・小林由依:「with」
・小坂菜緒:「Seventeen」
与田はソロ写真集を出しているし、要するにルックス抜群な若手メンバーが舞台キャストに選ばれた感じです。
生産財と消費財
技術者から見ると、モデルは「消費財」で、舞台俳優は「生産財」のように感じます。
実際は、どちらの職業も経験したりスタッフになったりしたことは無いので、あくまでも私の個人的な独断と偏見によるものですが・・・
人間を「消費財」や「生産財」に例えるのは無理がありますし、失礼なことでもありますが、私の感覚ではモデルと舞台俳優には違いがあるように見えます。
なぜそう思ったかというと、キャスト発表の映像に登場した「ルックス抜群」のキャストたちと、MCをやっている秋元真夏に違いがあると感じたからです。
秋元真夏はルックスではかないませんが、トーク力や瞬発力では遥かに上を行っていると思います。
もちろん、キャストたちも成長するので、そのうちに今の秋元真夏並みの力を発揮する時が来るのかもしれませんが、その時点ではおそらく秋元真夏はさらに上を行っていると思います。
つまり、キャストたちは「ルックス抜群などんぐりの背比べ」に見え、秋元真夏はオンリーワンに見えてきました。
アイドルから大女優へ
例えば、ユーミンは私と同い年ですが、学生時代にデビューした頃からすでにクリエーターだったと思います。だからアイドルではなかった。
ところが、例えば小泉今日子や杏里はアイドルでした。
小泉今日子は大女優になり、杏里はアーティストを経て、セルフプロデュースが出来るアーティストになりました。
その意味では、安室奈美恵もそういう道を辿った一人だと思います。
今回のキャストたちをそういう目で見ると、アイドルでありながらモデルもこなすマルチ・タレントの「消費財」から、舞台俳優というクリエーティブな「生産財」に変わるチャンスを与えられたように感じます。
私には、そこに事務所やレーベルのしたたかな計算があるように思えてきます。
まとめ
彼女たちが「生産財」に変わることで、事務所やレーベルにとってどのようなメリットがあるのか?は私には想像がつきません。
しかし、彼女たち自身にとってはおそらく大きな財産を得ることになります。
今回はそれがたまたま「ルックス抜群のどんぐりの背比べ」という要因だったのかもしれませんが、そこから頭一つ抜け出す人間が現れれば、収穫と言えそうです。
私には、その筆頭候補は山下美月のような気がします。
それは、秋元真夏との何気ない会話の中に、どことなくビジョンや情熱のような熱いものを感じ取れました。
乃木坂46という先輩たちが多く居る環境がそうさせているのかもしれません。
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ではでは、きらやん