Chromebookでは使えなかったオンライン3DCG Webアプリ「Vectary」がChromebookのChromeでも使えるようになったので、スマホで楽しめるARコードを生成してこの記事に埋め込んでみたので紹介します。
はじめに
ブラウザー上で手軽に使えるオンライン3DCG Webアプリ「Vectary」に、SketchfabにアップロードしていたDAZ Studioで制作した女性モデルの3DCG作品をglTFでダウンロードしてインポート後にレンダリングした記事は以下です。
この時は、Linux上のChromeで行いましたが、今回はChromebookのChromeブラウザー上で行って、WebARコードを生成して、この記事に埋め込んでARCore対応のAndroidスマートフォン(Motorola Moto Z2 Force)で表示してみたので紹介します。
事前テスト
DAZ Studioの女性モデルは高解像度の3DCGなので、低スペックのChromebookには処理が重いので、先ずは処理が軽いガラステーブルで試しました。
AR対応のスマートフォンで以下の記事を開くと、ARの操作ができます。
このWebAR Viewerに内蔵の録画機能で.mp4で録画した映像をYouTubeにアップしたものが以下です。
DAZ Studioで作った3DCG女性モデルをAR化
以前に、DAZ Studioで作った3DCG女性モデルをSketchfabにアップロードしていたものをダウンロードして、Vectaryに読み込んでAR化してみました。
★ 私の場合は、Vectaryは有料のPremiumを契約していますが、無料版は以下の作業には対応していないと思われますが・・・
右上の「Viewer」をクリック。
3DCGモデルが高解像度で処理が重いので、できるだけ処理を軽くするために「Quality」の「Textures」を1024pxに、「Baking」をNoneにしました。
「Generate」をクリック。
ファイルサイズが大きすぎるという警告が表示されましたが「I’ll Try Anyway」をクリックして強行しました。
ブログに埋め込むコードをコピーして記事に貼り付けました。
AR対応スマートフォンで開きます。
右上のARアイコンをタップ。
「周囲のスペースに表示する」をタップして、床の上を撫でます。
二本指でズームして拡大します。手前の床を左右にスワイプすると回転、モデル上でスワイプすると移動できます。
下の中央の丸いボタンをタップするとスクリーンショット、長押しすると録画ができます。録画ファイルは.mp4形式になります。
まとめ
DAZ Studioのようなフォトリアルなモデルでは処理が重く実用的ではありません。できるだけ処理を軽くするために、低ポリゴン数のモデルを使うと良いと思います。
Vectaryではアニメーションが扱えないので、アニメーションするARの場合は別の3DCG/VRアプリを使う必要がありますが、Chromebookでは仮想WindowsやLinuxなどを使うことになります。
既存の3DCGモデルを使って、アプリで簡単にARを楽しむには「Sketchfab」モバイルアプリ(Android / iOS)がオススメです。
Sketchfab、Android ARCoreのサポートを導入 新しいアプリはSketchfabの拡張現実とバーチャ…
機会があれば、私がアップロードしているモデルで試してみたいと思います。
ではでは、きらやん