T-SQUAREをMIDI音源で聴いていたネット時代幕開けの頃?!

T-SQUAREの曲を聴いていたのが90年代初頭。当時ワープロ機にモデムを繋いでパソコン通信を始めた時代でした。無料のMIDIデータをダウンロードしてMIDI音源で「Big City」を出勤前に聴いていましたが?

T-SQUARE

日本のフュージョンバンドです。アメリカ進出の時に、アメリカにすでに「Square」というバンドが存在していたので「The Square」が「T-SQUARE」になったと聴いていますが・・・

私が好きな曲「Big City」はこんな感じです。

T-SQUARE – BIG CITY

1989年にリリースされた「WAVE」というアルバムに収録されている曲です。「WAVE」は以下のSpotify Webプレーヤーで聴けます。

Spotify Webプレーヤへ >>>

MIDI音源で聴くようになった理由

90年代初頭というとバブル崩壊の時期で、私もバブル絶頂期に買ったマンションの流通価格が年を追って急落するのを感じて「神は我を見捨てたか」と空を仰ぎたくなる時代でした。以下は東京中古マンションの流通価格の推移です。

23歳(78年頃)の頃に初めてアナログシンセを購入。以後、チックコリアの影響を受けてフュージョンや電子楽器に興味を持つようになり、90年代初頭にはRoland D-50というデジタルシンセや、今で言うDTM機材をMIDIで繋いで遊んでいました。

ROLAND D-50 Demo&Review

パソコン通信を始めたのもその頃で、ワープロ機のOASYSにアナログモデム(AIWA:2400bps)を繋いで、DNA研のサーバーに接続してインターネットに出るようなマニアックな試みをしていました。

今では高速通信が当たり前の時代なので、音楽ソースをそのままストリーミングで聴けますが、当時の通信速度では音楽をネットから入手するには、MIDIデータをダウンロードするのが精一杯でした。

その頃に無料で入手できるMIDIデータはなぜかフュージョン系が多かったので、T-SQUAREやカシオペアなどの曲をコレクションして聴いていました。

その時に使っていたのが、MIDI音源のRoland「SC-55」とMIDIプレーヤーの「SB-55」です。両方合わせると定価で13万円くらいしていましたが・・・

MIDI音源でT-SQUAREを聴く

最近はiPod touchのアプリで聴いています。以下の記事を参考にしてください。

このアプリで演奏したT-SQUAREの「Big City」が以下です。

これはヤマハの有料MIDIデータ販売サイトからダウンロードしたMIDIデータで演奏していますが、以下はRolandの販売サイトからダウンロードしたデータで演奏したYMOの曲です。これはアプリから直接アクセスが可能です。

MIDIデータのダウンロードとチャンネル別MIDIデータの抽出方法

ヤマハサイトからMIDIデータ(全チャンネル)をダウンロードし、そのスタンダードMIDIファイルから特定のチャンネルを切り出して.midファイルで保存する方法を以下の記事で紹介しています。

乃木坂46「シンクロニシティ」?無料バイオリンアプリで弾くには?!

無料バイオリンアプリで弾きたい曲のMIDIデータを「ヤマハミュージックデータショップ」からダウンロードして弾く方法を紹介します。そのままでは伴奏も含まれてしまうので「MixPad」ソフトで加工します。iOSアプリでは出来ませんでしたが・・・

このチャンネル別のMIDIデータを、DAWアプリなどの各トラック別に読み込んで加工するなどの応用が可能だと思います。

既存の曲マイナスワンでバッキングを演奏して、シンセでソロを弾いて一人セッションとか?

まとめ

Windows95のリリースにより、世の中はインターネットの時代に突入します。MicrosoftがAppleを突き放すきっかけになった出来事ですが、その後、iPodやiPhoneで再びAppleがMicrosoftを突き放します。

私にとっても激動の90年代でしたが、この間にバイオリンやピアノを習い始めたり、3DCGソフトで美少女CGを始めたりと、すっかり趣味人間と化してしまいましたが・・・

T-SQUAREの「Big City」を出勤前に聴いて元気が出て、暗い気持ちを払拭できたのはありがたかったと思います。

ではでは、きらやん