FaceGen体験版で3Dキャラを作ると額にロゴが浮き出すので、今回製品版を購入し、あらためて顔写真から3Dキャラを作成し、DAZ Studioに出力してGenesisに適用し、Sketchfabに公開しました。レンダリングした作品も紹介します。
FaceGen製品版上での3Dキャラの見え方
前回体験版で行った時に感じたのは、FaceGen上での見え方と、DAZ Studioに出力した後の見え方が微妙に異なるように思えたことです。それでも十分レンダリング作品のクオリティーに耐える出来栄えだったので製品版の購入に踏み切りました。
今回使った顔写真は以下です。
これをFaceGenに読み込んで3Dキャラを作ると以下のようになりました。
細かい部分で修正したいところはありますが、かなり元の顔写真に近い出来栄えだと思います。
DAZ Studioに出力しGenesis Femaleに適用すると?
原理的にはまったく同じ3Dキャラになるはずですが、レンダリング画像は以下のようになりました。
これは別人です。やや東南アジア系の血が入っているように感じます。これはこれで使えるクオリティーだとは思いますが、なぜFaceGen上での見え方と変わるのかがどうも解せません。何かが違っているからだと思います。
その調査はかなり時間がかかりそうなので、時間を見てちょこちょこやろうと思います。
Sketchfabにアップして公開
以下のようになりました。
操作方法は、スタートした後、マウスの場合は、左ボタンドラッグ(回転)、右ボタンドラッグ(移動)、ホイール(拡大縮小)でカメラ操作ができます。
スマホ/タブレットは、スワイプ(回転)、ダブルスワイプ(移動)、ピンチ(拡大縮小)です。
Taey-02-1
by kirayan4852
on Sketchfab
Androidで髪がズレる現象は私にはどうしようもないので、暫く様子を見ます。
今回のレポートは以上です。
SHADE3D Shade 3D Basic ver.15
まとめ
3Dキャラの造形は「ものまね」と似ています。そっくりにしようとするとドンドン深みにハマって抜け出せなくなります。それより特徴を抽出して誇張する、あるいは思い切ってデフォルメしてみるのがコツかと思います。
フォトリアルなレンダリングだとなかなかこのそっくりにしたい病から抜け出せないのですが、そっくりにするのが目的ではなく、いかにリアリティーを表現するかが目的なので、写真に近づけるのであれば、それはもはや3DCGではなくなるということですね。
現実にはあり得ない画像も作れるわけですから、そういった自由度をいかに活用してオンリーワンの作品に仕上げていくかが命とも言えます。
趣味ですからプロのような大掛かりな仕掛けは使えませんが、人物のスナップは手頃な題材と言えます。そこでFaceGenの導入に至りました。
あとはこれをどう使いこなしていくのかが問われます。頑張ろう!
【3DCG】FaceGenとDAZ Studioの顔イメージの違いをどうするか?!
ではでは、きらやん