ChromebookでFuse CC?仮想macOS MojaveのMacinCloudのPhotoshop2020で3DCG?!

Chromebookのブラウザーから使える仮想macOSのMacinCloud Mojave版でAdobe CCからPhotoshop 2020とFuse CCがインストールできたので女性モデルと背景画像を合成する方法を紹介します。ポーズや表情も付けられましたが?

はじめに

Chromebookのブラウザーから使えるGPU付き仮想WindowsPaperspaceではPhotoshop 2020はインストールできず2019はダイレクトインストールして使えましたが、Fuse CCはインストールできないので3Dでは使えていません

PaperspaceでもPhotoshop2020やFuse CCが使えるようになったので、以下の記事を参考にしてください。

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以下の記事ではFuse CCで作成した3DモデルをPhotoshop2020に読み込んで、ポーズや表情を付けて画像合成する方法を紹介しています。

PaperspaceではPhotoshop 3Dの3D軸コントロールアイコンが表示されないのでまだ以下の作業はできていません。

そこで、上記の記事ではAdobe Mixamoサイト経由でアニメーション付きの3DモデルをSketchfabサイトで公開する方法を紹介しています。

そこで、Photoshop 2020がAdobe CCからインストールができた仮想macOSMacinCloud Mojave版Fuse CCをインストールして女性モデルを作成し、Photoshop 2020の3D機能でポーズや表情を付けてレンダリングして背景写真と合成したので紹介します。

サブスクリプションはキャンセルしていますが、月額20ドルはすでに支払い済みなので、おそらく1ヶ月間はこのまま使えるものと思われます。

Fuse CCのインストール

Adobe CCのインストール画面に行きます。

Fuse CCの「Try」ボタンをクリック。

Open」をクリック。

3D女性モデルを作成

順番にアイテムを選んで3D女性モデルを作成します。

右上の「Save to CC Libraries」をクリック。

キャラクター名とライブラリーの場所を指定して「Save」をクリック。

Done」をクリック。

Photoshop 2020の3D機能で女性モデルにポーズと表情を付ける

Photoshop 2020を開きます。

Create new」で新規画面を開き「Libraries」タブをクリック。

My Library」の「Models」からFuse CCで作成した女性モデルをダブルクリック。

左下の3D軸コントロールアイコンをドラッグすれば回転・移動・拡大縮小ができます。

右上のパネル切り替えメニューから「3D」をクリック。

適当なアニメーションを選びます。今回は検索窓に「jump」と入力してジャンプアニメーションから選びました。

左下のトランスポートボタンアニメーションの位置を変えて適当なポーズを選びます。

右下のライトオブジェクトを選んで今回は「New Infinite Light」を追加しました。

右上の「Properties」の顔アイコンを選んで、適当な表情を選びます。

背景と合成

以下の記事と同様に「タダピク」経由で「Pixabay」から適当な背景写真をダウンロードしてPhotoshop 2020に読み込みます。

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背景写真を女性モデル画像にコピーしてレイヤーの順序を変えます。

3D」メニューから「Render 3D Layer」をクリック。

1時間以上かかるので途中で「Esc」キーを押してレンダリングをキャンセルしました。

今回はここまでで終了しましたが、Photoshop 2020上で3D女性モデルのライティングなどをリアルタイムにいじれるので、作品の完成度を上げることができると思います。

まとめ

Fuse CCで作った3DモデルはCCライブラリー経由でPhotoshopで読み込めるので、今後はPaperspaceのGPU付き仮想Windows上のPhotoshop 2019で読み込んで作業する予定です。

現在はPaperspaceの仮想マシンがなぜか使えない状態にあるので問い合わせ中です。まだ使いこなすまでには程遠い状況ですが・・・

★Paperspaceのサポートに連絡するとすぐに「Inaccessible」状態を解除できました。

★Paperspaceの仮想Windows上で無料の3DCGアプリのDAZ Studioで3DモデルをNVIDIA IrayをCPUも使って物理レンダリングしているとこのような状態になりました。

★PaperspaceのDAZ StudioでもNVIDIA Irayによるレンダリング設定を変えて物理レンダリングを行うと、この問題は解決したので以下の記事を参考にしてください。

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ではでは、きらやん