コーポレートサイト開設?ホップ・ステップ・ジャンプ方式とは

ネットリテラシーがある程度ある個人経営者が自前のコーポレートサイトやブログを開設する手順について、私の独断と偏見にもとづき紹介します。単なる看板ホームページに多額の資金を投じるのはもったいないという想いからですが?

はじめに

近所のシニア個人経営者のパソコンやネットビジネスの相談に乗っていると、単なる看板ホームページの制作を業者に丸投げして多額の制作費や保守契約費用を払い続けている例に出会います。

それでも自分で学びながら運用するより楽なので日本ではそれが現実ですが、アメリカでは自前でサイトを制作して運用するのが一般化しており、それにともなってサイトの外注業者は淘汰されています。

そこで、今回は無料で始めて(ホップ有料に移行し(ステップ本格的なサイト制作と運用に繋げる(ジャンプ)方式について紹介します。

無料で始めるホップ段階

Strikinglyという無料で始められるランディングページ型専用のWebサイト制作運用サービスを使います。

同時に、集客力を高めるためにGoogleマイビジネスFacebookページも開設します。場合によっては、Google Bloggerによるブログも開設します。これらはすべて完全に無料で使えます。お試しではありません

Strikinglyの使い方については以下の記事などを参考にしてください。

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Strikingly ランディングページ 無料ホームページ作成ツール

無料版ではページの最後にStrikinglyの広告が表示されますが、無料版でもシンプルストアによりStripeなどと連携して1つの商品やサービスをネット販売することができます。さらに、有料のPRO版では300商品に拡張が可能です。

Googleマイビジネスに登録すると、Google検索結果の右に事業の広告ライクな表示が可能です。

さらに、以下のような簡易型のサイト(https://xxx.business.site/)も簡単に開設が可能です。

Googleマップ上にも企業名(サイト名)を表示できるので、私の場合はStrikinglyのサイトにGoogleマップを埋め込んで以下のように表示しています。マップの背景は風景の動画を使えるのでドローン映像になっています。

Facebookページの例は以下です。Chrome 3Dネットショップ(https://www.facebook.com/chrome3d/)の場合ですが・・・

Chrome 3D - 「いいね!」7件 - 仮想Windowsで3DCGを楽しむファンサイト「Chrome 3D」と連…

ブログは私の場合はこのブログ(Carbon Freelance)にStrikinglyサイトからリンクを張っていますが、Google Bloggerを使えば完全無料で始められます。この場合でもAdsenseが使えます。

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Blogger ブログ タイトル テーマ選定

ちなみに、見本として開設した「カーボンフリーランス」Bloggerブログは以下です。

北海道でカーボンフリーなフリーランス生活を目指す…

ここまで完全無料でできるので、ここから始めることをオススメします。これだけでも本業をお持ちの個人経営者にとってはかなりの作業量になるので、慣れるまではたいへんだと思います。

場合によっては、私が「道惹メソッド」サイトでサポートすることが可能なのでお問い合わせください。

有料に移行するステップ段階

Strikinglyを有料のPRO版に移行します。

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道惹メソッド Strikingly PRO Kindle Unlimited

PRO版で、エックスサーバーで独自ドメインを取得してStrikinglyに接続した見本サイトは以下です。

エックスサーバーを契約すると、独自ドメインのメールアドレスを作成できます。私の場合は「contact@michi-biki.jp」というビジネス用のメールアドレスをサイトのお問い合わせなどに設定して使っています。

さらに、ここで取得した独自ドメインを次の「ジャンプ」段階で制作リニューアルするWordPressサイトに引き継ぐことが可能なので、本格的に運用するサイトをイチから立ち上げるのではなく、それまでの独自ドメインの集客力を引き継ぐことができます。

本格的なサイト制作と運用に繋げるジャンプ段階

エックスサーバーを契約して有料レンタルサーバーを借りてコーポレートサイトとブログの運用を本格的に開始します。すでにStrikinglyで運用した経験から、どういったデザイン(テーマ)を使ってどのように運用するか?のイメージが固まっているのでスムーズに移行が可能になります。

例えば、日本語ビジネス向けテーマ「TCD」では即戦力のテーマを販売していますが、ひとつのテーマの価格は1万円から4万円程度するので、Strikinglyのように無料で多くのテーマを試すようなことはできません。

例えば、ベンチャー/スタートアップ企業向けテーマ「FAKE」は以下です。

ワードプレステーマTCD

トップページですべてを伝える。勢いを感じさせる企業サイトを短期間で構築しよう。サイトリニューアルや新規事業サイトの新設に…

ビジネス向けで22,800円の投資は、丸投げでサイトを外注で制作する費用と比べるとかなり安上がりですが、他のテーマに変える可能性も考えると、やはりStrikinglyである程度試行錯誤を行っておいた方が自信を持って選択ができると思います。

WordPressサイトの制作と運用に関しては、以下の「バズ部」を参考にすると良いと思います。

TCDテーマは有料なので、メーカーのデザインプラス社に全面的にサポートしてもらえるので安心です。私もWordPressブログを始めた頃は当時メジャーだった有料テーマを使ったので「時間を金で買う」以上のメリットを感じました。

まとめ

日本でもアメリカに習って数年後には個人経営者が自前でサイトを開設し運用するのが一般的になると考え、業者に制作と運用を丸投げするのではなく、無料から始めて(ホップ有料に移行し(ステップ本格的なサイトに移行する(ジャンプ)方式を紹介しました。

特に、無料段階でもStrikinglyだけでなく、GoogleマイビジネスFacebookページGoogle Bloggerなどの無料サービスを活用することで集客力を高めることができます。

それがベースとなって有料への移行や本格的な運用にスムーズに繋げられるので基本が重要だと思います。

業者に丸投げすると、こういった基本的なネットマーケティングの仕組みを理解できず応用できないままで、出費だけの単なる看板ホームページと化すことになりかねません。サイトは儲けるための手段です。

ではでは、きらやん