「Patchblock」が届いたのでPCからUSB経由でRoland「TB-303」もどきのパッチをロードして単独で鳴らしながらiPod touchのルーパーアプリに録音してみたので動画で紹介します。妙にアナログっぽいチープな音がクセになりそう?
初期セッティング
Amazonで5,000円台でブラックがあったので購入しましたが、今は1万円以上しています。カラーと時期で5,000円台で買えることがあるのでマメなチェックをおススメします。
箱の中身は以下の4点です。
- Patchblock本体:基板にシルク印刷で社名と製品名が印刷されているだけのシンプルさ
- USBケーブル:スレーブ側がミニUSB端子の30cmくらいのホワイト
- オーディオケーブル:両側が3.5mm端子の30cmくらいのホワイト
- 小冊子:2つ折りの簡単なもので、日本語パッチエディターのシリアル番号と保証書
日本語パッチエディターはpatchblocks.jp(日本語サイト)からはダウンロードのリンクが切れていて入手できなかったので、結局本家のpatchblocks.comから英語版をフリーでダウンロードしました。シリアル番号は不要なので誰でも試せます。
このパッチエディターにはPatchblockのエミュレーター機能があるので、パッチエディターをダウンロードしてインストールすればPatchblockを購入する前に試しに音を聴く事が可能です。
ただし、フィルター、エフェクターやシーケンサーなどはエミュレーターでは試せません。
初期的なセッティング方法や注意事項などは以下の日本語サイトを参考にしてください。
情報が少々古いですが、パッチの作り方も「初級編」と「中級編」で複数のパッチ例により紹介されているので一読をおススメします。もっとも私は今回はパッチエディターのメニューから選べるプリセットパッチの「PB-303」を試しました。Roland「TB-303」モドキです。
YouTubeでiPod touchとの連携プレーを観る
PB-303で簡単に音出しができたので、それを手持ちのSANWA「USBオーディオキャプチャーケーブル」にApple「Lightning USBカメラアダプタ」を繋いでPatchblockの音をiPod touchのルーパーアプリ「Loopy」に録音してみたので動画で紹介します。
フィルターやエフェクターのパッチを試す場合や、高音質でiPod touchの音楽系アプリに録音する場合などに参考にしてください。
50分以上あるので、適当に飛ばして観てください。
PatchblockとiPod touchのLoopyアプリを連携した使い方
Loopy(HD)アプリのDTM的な使い方については以下の記事を参考にしてください。
【iPod touch】iOS音楽アプリ「Blocs Wave」を「Loopy」でMixしSoundCloud?!
Loopyアプリは色々なDTMアプリと併用して使っているので、以下の記事リストを参考にしてください。
USBオーディオキャプチャーケーブルは以下の記事でNovation Circuitの音をPC側のDAWソフトで録音して使う方法を紹介しています。
【Novation Circuit】USBオーディオキャプチャーケーブルで録音し書出すには?!
まとめ
コンパクトで最小限のハードウェアですが、アナログっぽい良い音が出たので少々驚きました。ステレオICレコーダーでリニアPCM録音して無圧縮のWAVファイルを以下にアップしたので音質を確認してください。Patchblockからの出力をダイレクトに録音しました。
Patchblock「PB-303」パフォーマンス
手持ちのUSBオーディオキャプチャーケーブルにLightning USBカメラアダプタでiPod touchに繋いでルーパーアプリで録音ができたので、PCレスでもけっこう遊べそうです。
ちなみに、Patchblockのオーディオ出力端子に普段使っているスマホ用のイヤホンを直接繋いで聴いてみましたが、そこそこの音量と音質で普通に聴くことができました。
今後はパッチエディターのエミュレーターで音を出しながら、Patchblock側はフィルターやエフェクターのパッチにして少し遊んでみようかとか考えています。
さらに、MIDIブロックを買い足して連結して、Novation CircuitからシーケンスをMIDIでPatchblockに送ってシンセとして鳴らしたり、Circuitの外部フィルターやエフェクターとして使ったりと楽しみ方のバリエーションが増えそうです。
ではでは、きらやん