最新機材での状況
最新の機材では以下のような状況です。
・AppleMusic:AppleデバイスとパソコンおよびAndroidスマホのみで聴ける
・Spotify:あらゆるデバイスで聴ける
私のようにAndroidタブレットや腕時計型スマホなどを多く使っている人間にとってはAppleMusicは聴けないデバイスの方が多いです。
さらにSpotifyは無料でも聴けますが、通常はモバイルデバイスではシャッフルのみの制限があります。ところがSpotify Connectで他のデバイスと繋ぐとシャッフル解除が可能となり、モバイルでも支障なく選曲できます。
Connectで繋ぐ先はパソコンはもちろん、モバイルデバイスでもシャッフル解除は可能なので、外出時でもシャッフル解除はOKです。iPod touchでもOKでした。
古い機種での状況
・iPod touch(初代機):AppleMusic動かず。Spotifyインストールできず。
・iPod touch(4代目):AppleMusic動かず。Spotify動いた。
・Androidスマホ(4.0):AppleMusic動かず。Spotify動いた。
結果として、AppleMusicは全滅、Spotifyは2機種で動きました。
Appleは過去を切り捨てて新しい価値や体験を提示してきた会社なので今回の結果も肯けます。一方のSpotifyは対照的に過去を大切にしていることがわかります。15年前のiBook G4でも動いています。
Spotifyの状況
私の場合は2つのアカウントを登録しています。
・JPアカウント:プレミアム(有料)アカウントでDJay2などで使っている
・USアカウント:フリー(無料)アカウントで、PerfumeやK-POPなどを聴いている
USアカウントをフリーのままにしているのは、経済的な理由よりもブログの記事を書くのに確かめるなどの用途にも使っているからです。無料で聴けるのは読者にとって魅力があると思います。
プレミアムアカウントだとDTM系のアプリで直接読み込んで使えるので便利です。操作性はもちろん良いですし、広告が無いのも聴きやすいです。
フリーアカウントでは制約が多いですが、一番気になるシャッフルがSpotify Connectを使うことで解除されることがわかりました。デスクトップだけでなくモバイルどうしの接続でも解除できます。
ただし、Connectを使うには少なくとも2台のデバイスが必要となるので、押し入れに眠っていたAndroidスマホを復活させて、疑似ミュージックサーバー化しました。
こうすることで、例えばNo.1 D6という腕時計型スマホは単独ではBluetoothイヤフォンかスピーカーでないと聴けませんが、Connectで古いスマホに繋ぐと、古いスマホで通常のケーブル接続イヤフォンで聴けます。この時の操作はD6側で可能です。
まとめ
Spotify Connectで繋いでもシャッフル解除にはデスクトップが必要と思っていましたが、今回の検証で相手はモバイルでも解除できることがわかり制約がかなり無くなりました。
というのは、外出中も自宅のデスクトップパソコンを切らずにするか、アマゾンのAWSに無料インスタンスを立ち上げてそれにSpotifyをインストールして繋ぐかなど、面倒なことを考えていたからです。
とりあえず、自宅のオーディオに繋いであるFireタブレットはUSアカウントにしておいて、持ち歩き用の疑似ミュージックサーバーには古いスマホをJPアカウントで使うことにしました。
このようなことはiOSデバイスでも同様に可能なので、デバイスが2つ以上あればSpotify自体はほとんど動くのでお試しください。
ではでは、きらやん