北海道地震に札幌市で被災後、20%の節電協力依頼にもとづき、家電や照明の節電と同時に、長時間使うパソコンも従来のMac miniからAndroid TV端末に変えることで、85Wから10Wに8分の1以下にすることが出来たので紹介します。
Chromebitより使いやすくサポートも得られる
Chromebit向きのユーザー
パソコン操作に慣れた人には、WindowsやMacの操作性に近いChromebitがオススメです。以下の記事で紹介しているので参考にしてください。
個人で節電?パソコンをGoogle Chromebitに変えて12Wに?! >>>
Chromebitのデメリット
ただし、Chromebitは現状では、メーカーや代理店の保証やサポートが得られる「国内正規品」の新品の販売がAmazonではされていなく、「並行輸入品」は販売がされていて安価ですが、メーカーや代理店のサポートが得られません。
Android TV BOX
なので、メーカーや代理店からサポートが受けられ、Chromebitよりさらに安価で低消費電力で節電対策にもなる「Android TV BOX」を紹介します。
以下の記事では、今年の1月に購入した製品を紹介しています。
LovicoolのAndroid TV BOXでWindowsを無料で使う方法は?動画で紹介! >>>
しかし、上記の記事で紹介した製品は、現在ではAnazonでは販売されていないので、同等品で課題だったBluetoothにも対応した「Amazon’s Choice」製品を以下に紹介します。
使い方は、ほとんど上記で紹介した記事と同じなので参考にしてください。
この製品はスマートフォンやタブレットに採用されているモバイルOSの「Android 6.0」を採用しています。
パソコンとはやや異なった操作性ですが、スマホに慣れている人にはむしろ使い勝手が良いと思います。
キーボードとマウスが必要
オススメはUSBドングル方式のワイヤレスキーボードとマウスのセット製品です。
この製品はBluetoothを使わず、ペアリング等の必要なしに、USBドングルを本体のUSB端子に挿すだけでワイヤレス・キーボードとマウスが使えるようになるので便利です。
ただし、Bluetoothにも対応しているので、手持ちのBluetoothのキーボードやマウスがあればそちらを使えます。もちろん、USBタイプのキーボードやマウスでもOKです。
節電や停電時の場合のメリット
パソコンと異なり、モバイルOSを採用しているので、使っている最中に突然停電した時も、デスクトップ・パソコンのように慌てることがありません。
通常の使い方でも、リモコンの電源ボタンで電源を切って(スタンバイ状態にして)から、ACアダプターを挿しているスイッチ付きのテーブルタップのスイッチをオフにして電源を切っています。
リモコンの電源ボタンで電源を切らずに、いきなりテーブルタップのスイッチを切っても、特に問題なく、電源を入れれば作業が1分で再開出来ます。
このあたりは、一般的なWindowsやMacのデスクトップ・パソコンより安全・安心です。
もっとも、停電中は使えないので、停電中でもパソコンを使いたい場合はノート・パソコンに限ると思います。USB端子からスマホやWiFiルーターなどに充電も出来るので便利です。
Android TV BOXの消費電力は10Wなので、従来使っていたMac miniが85Wだったのに対し、8分の1以下と節電に効果的です。
まとめ
節電対策だけでなく、ローコストの使い勝手の良い簡易型デスクトップ・パソコンとしての用途でも、安心して使えるのでオススメです。
ではでは、きらやん