最近バーチャルファッションやファッションゲームの記事を書くのにネットを徘徊していると、Barbieに行き着きます。この世界最大の売り上げを誇る玩具とファッションの関係に迫ります。
1959年にデビュー
57歳なので私とさほど変わらない年齢です。どおりで最新のファッションにも、どこかレトロな香りが漂ってきます。
メーカーはマテル社です。当初は日本で製造され、他のメーカーより高く価格設定して販売されたのですが、ファッショナブルで精巧な人形たちは、子供たちに支持され、爆発的に売れました。現代でも通じるメッセージが含まれていそうですね。
現在までに10億体以上が販売され、ベストセラー商品のモデルケースとなりました。
子供向けBarbieと大人向けBarbieとは?
Barbieを見ると、日本のリカちゃん人形より大人っぽく感じます。実はBarbieは日本に限っては売れ行き不振が続いていて、一時は撤退し、日本の大手玩具メーカーと提携しては失敗し、現在はマテル社の日本法人が販売しています。
例えば、こんなBarbieがありました。
これは誰のモデルかわかる人は私と同年代でしょう。白黒映画時代の「オードリーヘプバーン」です。それが実にレトロモダンでカッコイイのは、なぜでしょうか?
こんなのもあります。
映画がカラー時代に突入した時代の絶世の美女「グレースケリー」です。しかし、今の子供達には、この端正な美人キャラはあまり受けない気がします。
つまり、Barbieは大人向けのコレクター商品でもあります。実際、そういうジャンルの商品がラインナップされています。子供向けより価格設定は高いですが、当然ながら精巧にデザインされています。
ファッション性の高さ
先ほどの2体は、昔の映画女優ではありますが、ハリウッドのトップ女優であり、当時のファッションリーダーだったわけですから、当然ながらファッション性は今でも高いです。
では、最新のモデルのファッション性は高いのでしょうか?
シンプルなブラックドレスのみなのに、高いファッション性を感じます。まるで、少女時代を見ているような錯覚に陥ります。少女時代と言えば、こんな写真もありました。
「バービーアワード」に少女時代(当時)のジェシカが選ばれ授賞式で撮影された写真です。たしかに、Barbieっぽい感じがします。本来ならBarbieがジェシカに似ていると言うのが正しいような気がしますが、人間と人形の立場が逆転しているような錯覚に陥ります。
ジェシカは今では国際的なファッションブランドの事業を立ち上げて成功し、年収は1億円を超えています。そしてそのファッションブランドのアイコンとして、高いファッション性を発揮しています。それはBarbieに繋がっていると思えます。
3DCG Barbie
今はディズニーの傘下に入っているピクサー社が、最初にヒットした長編3DCGアニメーション映画は「トイ・ストーリー」です。その第二作目の「トイ・ストーリー2」にBarbieが初めて出演し、3DCG化されました。
以後もディズニー/ピクサー映画の中に登場し、主役を務めたこともあります。さらに他者による映画化というかDVD化がされ、最近のヒット作は「Barbie Princess Popstar」だと思います。
以下はその実写版ですが、再生回数は5,800万回を超えているので、いかに人気が高いかがわかります。
Barbie Princess Popstar – Live HD 1080p (All Songs)
CG版はオフィシャルな動画は全て埋め込み禁止なので、ここでは公開できませんが、こんなのならあります。
Princess & The Popstar Music Video
Youtubeのサイトでなら観ることができます。他にも多く公開されているので、興味があればYoutubeのサイトで「Barbie」で検索して観てください。
バービー プリンセス&ポップスター [DVD]
まとめ
Barbie関連のゲームもあります。iOS/Android/AmazonOSのどれでもプレイできますが、ゲームとしてはあまり面白く無いです。しかし、Barbieの写真を使ったリアルなゲームがあるので、子供向けのみならず大人向けとしてもBarbieファンには楽しめると思います。
- Barbie Fashionistas(子供向け)
- メークアップ&ドレスアップ バービー2(大人向け)
1.は無料ですが、アプリ内で実質有料になります。2.は無料版と有料版がありますが、352円の有料版をお勧めします。
【バーチャルファッション】オンラインフィッティングルーム?!
ではでは、きらやん