年金生活者64歳独身男性の収入と支出と生活実態?!

老後の生活に2000万円が不足するという問題が話題になっていますが、64歳の私の収入や支出と生活実態が実際にどうなのか?について紹介します。少なくとも私の世代では2000万円貯める必要性は全く感じていませんが?

 

老後2000万円不足するという議論の実態

以下の記事が参考になります。

https://www.newsweekjapan.jp/reizei/2019/06/2000_1.php

・・・日本の世論は愚かではなく、そうした現状をよく理解しているのだと思います。

その上で、年金という大きな関心事項について、政治がどれだけ誠実な姿勢を示しているのかを静かに見守っているのではないでしょうか。

だとすれば、日本の世論、あるいは日本のデモクラシーは決して未熟なのではなく、むしろ成熟していると言えます。

もちろん、問題を分かりすぎるぐらい分かっていることで、リスクを取った変革ができないという自縛状態にあるのは事実です。

ですが、この年金問題については、今すぐにドラスティックな変革をするのは適当ではないし、むしろ我慢の時期だというのも世論としては広い合意ができているのではないかと思います。・・・

https://www.newsweekjapan.jp/reizei/2019/06/2000_2.php

日本の報道は「点」を強調して興味を惹く傾向にありますが、冷静に考えてみると、今回の報道と私を含めた年金生活者の感覚とのズレは大きく、まるで雲の上の議論のように写っています。

64歳独身男性の収入と支出のバランス

私が年金生活者の平均的な姿だとは思ってはいませんが、少なくとも、現在報道されている問題との比較対象にはなれると思います。特に若い世代の人には参考になるのではないかと考えます。

収入

以下はすべて月額換算です。

・公的年金:6万5千円(半額:65歳から満額が支給される)

・個人年金:9万円(確定拠出年金から2年間)

・勤労収入:2万円(クラウドワークスで契約した自宅でできる仕事)

合計:17万5千円

これが現状ですが、妻と離婚しているので、離婚していなければ夫婦で13万円(半額)であり、今年の10月からは満額の月額13万円が支給されるので、個人年金と合計で月額22万円となり、勤労収入と合わせると一人で24万円の月額収入となります。

夫婦なら公的年金のみで満額で26万円もらえる計算なので、離婚していなければ十分生活できるレベルだと思います。

支出

以下はすべて月額換算です。

家賃:4万8千円(管理費、24時間対応費、水道料を含む)

・食費:4万5千円

・嗜好品:1万5千円

J:COM/NHK:9千円(テレビ/ネット/スマホ代を含む)

・定期払い:6千円(スマホOCN/Apple Music/レンタルサーバーなど)

・保険:2万5千円(国民健康/ガン/傷害など)

・音楽教室:1万3千円(バイオリン)

・その他:2万円(電気/ガス/電話/交通/交際費など)

合計:18万1千円

収支

計算上は現状では6千円の赤字となります。

ただし、これは平均的な数字で、毎月かなり変動するので貯蓄にプラスマイナスされます。

勤労収入を3万円くらいまで引き上げる必要性を感じています。

フリーランスなので1万円の収入アップは数日でできるのでそれほど気にはしていませんが・・・

生活実態

ボランティア活動主体で、町内会の交通部の副部長として交通安全への貢献や、シニアサロンでのホームページ管理者としてWebサイトのリニューアルや日常管理などを行っています。

クラウドワークスで契約している仕事は、現状ではビズアシスタントオンライン(自宅で午前中3時間で時間給)とWebライター(テーマごとの固定給で1,000円から3,000円/記事)のミックスです。

マンション管理人などと比べると自宅でできるので自由度は高いです。

趣味はバイオリン教室でのレッスンと自宅での練習で、現在サックスや琴、三味線、日本舞踊などの仲間とのセッションを計画中です。秋には披露したり老人ホームや病院などに出向いてボランティアで演奏して慰労などに貢献したいと考えています。

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まとめ

記事で書くとこんな感じになるのでわかりにくい部分もあるかとは思いますが、少なくとも私には2000万円もの貯蓄が必要だとは感じていません。

個人年金は確定拠出年金からで、退職時に300万円だったものが、投資信託による運用(ローリスクローリターン型)で10年間で400万円になりました。

広島市から札幌市に移住する資金として一時金100万円をおろし、これは確定申告では退職金とみなされ無税になり還付金として20万円近くが返ってきました。

残りの300万円を5年間で分割しましたが、最初の2年間は月額10万円(税金を1万円引かれて実質9万円)支給とし、残りを3年間に分配しています。

子供が居ないので動けなくなった時に施設に入る事を考えると、その分の貯蓄は必要かと思いますが、自分で死ぬまで生活するのであれば、2000万円も必要ではないと思います。

私としては生涯現役で働きながら、健康寿命を延ばす努力を続けて、自立して生涯が送れるようにすることが、本来あるべき姿ではないか?と考えて、それに向かって実現できるよう努力するつもりです。

要は、マイナス思考か、プラス思考かで、この議論は大きく変わってくるような気がしていますが・・・

ではでは、きらやん