部屋の管理をスマートロックによるクラウド鍵管理システムにより、自動化や一元管理などを自社システムと統合化して、利用者は付与された「暗証番号」で解錠し、それをクラウドで管理するという使い勝手の良い「RemoteLOCK」を紹介します。
はじめに
少子高齢化の進展や働き方改革の推進などで、コンビニの無人店舗化などに代表されるように、AIやIT/ICT技術を活用した無人化・自動化の流れが加速しています。
さらに、情報セキュリティーの強化が企業にとって重要な課題となりつつあり、コンプライアンス的な意味も含めて、大企業にとどまらず、中小企業にとっても真っ先に取り組むべき課題となってきました。
「たかが鍵管理、されど鍵管理」で、近年注目されているスマートロックをビジネスに導入する前提で、スマートロック全般の概要と、特にビジネスに特化した「RemoteLOCK」システムについて紹介します。
スマートロック市場の概要
スマートロック市場にはどのような製品があるのか?については、以下の記事を参考にしてください。
多くはテープで貼り付けるような簡易型や個人でも導入できるようなものがほとんどですが、この記事ではビジネスに特化した、上記目次の最後にある「15.RemoteLOCK」について取り上げて紹介します。
RemoteLOCKとは?
メーカーのサイトは以下です。
メーカーと言うと「鍵」という物理的な製品をイメージしがちですが、このRemoteLOCKの特徴は、一言で言うと「クラウドで管理する自動鍵システム」です。ですから鍵そのものはシステムの一部に過ぎません。
メーカーの謳い文句は以下のようなものです。
■サービス/商品の概要
カギもスマホもいらないWiFi型のスマートロックです。
暗証番号を遠隔で管理、複数設定、期間限定などができます。■サービス/商品の強み
カギの受け渡し不要、誰でもカンタンに使えるため、
話題の民泊や宿泊施設、無人サロンや・スタジオ・貸し会議室などで
スタッフ不要、無人経営のビジネスに使われています。民泊最大手Airbnbのグローバルパートナー
レンタルスペースの予約サイト instabaseとの連携
様々なビジネス向けのサービスと繋がっています。
このビジネスのターゲットは、以下のようなユーザー層などが対象となります。
民泊をはじめる方、別荘を有効活用したい方
スタジオや不動産物件を、レンタルスペース運用したい方
事務所や店舗、オフィスでカギ紛失にお困りの方
シェアハウス
建物を遠隔管理、無人管理したい全ての不動産業の皆さま
利用事例
以下のページを参考にしてください。
スマートロック導入に向いた法人利用先とは。RemoteLOCKは、ホテル・民泊、レンタルスペース、会員制施設、オフィス・…
料金
鍵を取り付けるタイプなので、「スマートロック本体」と「取付工事費」の初期費用と、「クラウド管理システム利用料」という月額費用がランニングコストとしてかかります。
スマートロックの導入、お使い頂くためののご利用料金です。 WiFi型スマートロック、RemoteLOCK(リモートロッ…
アマゾンなどで販売されている商品などは、日本では使えないので注意してください。
システム管理
Webアプリとモバイル用アプリでできます。どちらも契約後からログインして使うことができますが、スクリーンショットは以下です。
Control your home, rental, or business from anywhere with Re…
iOS版もあります。
紹介記事
ユーザー目線で口コミや仕様などを調査し、オススメの使用例や特徴などを紹介した記事は以下です。導入を検討されたい方は参考にしてください。
まとめ
このブログの読者は、最初はアメリカの教育市場で60%のシェアを占めているChromebookなので、日本でも教育関係に携わっている方が多いのかな?とか漠然と考えていました。
一方で、かなりマニアックなテーマを題材にしているので、個人の趣味でChromebookを使っている方や、自宅でフリーランスで仕事をされている方なども想定していました。
ところが最近になって、表示されるネット広告の種類や企業でビジネス向けが多いことや、企業からのお問い合わせやコンペなどへの招待などの件数が増えるに従い、意外とビジネス系の読者も多いのではないか?と思うようになりました。
今後は、今回のようにビジネス系の読者向けというか、一般的な読者の方だとしても、ビジネスの参考になるようなテーマや話題も順次取り上げていきたいと考えています。
ではでは、きらやん