今回の「オヤジでも知りたい」シリーズは、「アパレル」と「ファッション」の違いについて、やはりその世界にはほとんど縁のない私が調べたことを紹介します。上から下までほぼ全てがユニクロなのですが、ユニクロもファッションと言えるのか?
Wikipediaで調べてみると?
わからない世界の事はまずはWikipediaで調べてみました。
アパレルとは?
アパレル産業(アパレルさんぎょう)とは、衣服の製造業及び流通業のこと。アパレル (英: apparel ) は衣服を意味する英語の古語に由来する語で、日本語では主に洋装系の既製服を指し、また「アパレル産業」の意味にも用いられる。衣服の企画・製造・卸売を行う企業をアパレルメーカーと呼ぶ。
なんとなく衣料産業っぽいですね。ではファッションとは?
ファッション(英: fashion、英語発音: [ˈfæʃən] ファシャン。仏: mode、フランス語発音: [mɔd] モッド)とは、ある時点において広く行われているスタイルや風習のことである。なかでも特に、人々の間で流行している服装を指すが、装いに関係する装身具、美容(理容、型、化粧)、香水などもファッションの範疇である。さらに広義には音楽などの文化やライフスタイルまでをも包括しうる。「ファッショナブル」や「おしゃれ」といった表現は、ある人や物が最新の、もしくは最新ではなくとも評判の良い様式に沿っているか否かを指し示すのに用いられる。
ファッションの方が表現様式を表しているように感じます。
ブランドとメーカーの違いとは
ユニクロがブランドでファーストリテイリングがメーカーだということはわかりますが、ではなぜブランドとメーカー名を分けて使うのかがよく分からないです。例えばソニーですが、
おそらくソニー(SONY)はブランドですがメーカー名もソニー株式会社です。ソニーのブランドといえば思いつくのは・・・
・Xperia、VAIO、WALKMAN、ベータマックス、プレイステーションなど
なぜファッション業界はブランドとメーカー名を分けているのでしょうか?
ファッション業界におけるブランドとは?
シャネルはブランド名もメーカー名も同じようです。私でも知っている「No.5」がソニーの「Xperia」に相当するようなブランドに思えるので私にはスンナリ受け入れられます。
よくわからないのがLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)です。このメーカーが持っているブランドは実にルイ・ヴィトン、セリーヌ、エミリオ・プッチ、フェンディなどなどで気持ちはわかりますが、ルイ・ヴィトンだけでも十分ブランド力があるのになぜ?と理解できないところです。
アマゾンの不思議
私は最近ではほとんどのものをアマゾンで買うようになりました。プライム会員になったのもそれに拍車をかけてはいるのですが、単に安いというだけでなく、ユーザーレビューや「おススメ」機能などにほだされてうまくアマゾンの術中にハマっています。
ところが今でもアマゾンでは買ったことが無いジャンルがあって、それが「ファッション」カテゴリーのものです。
つまり、着る服とシューズは買ったことがありません。「ファッション」と謳っているようにファッショナブルで高級ブランド的なものしか扱っていないかというと、そんなことはなく十分アパレルと言っていいようなものが多く販売されています。
ではどこで買っているかと言うと、広島市の紙屋町や八丁堀や府中町(ローカルですみません)のユニクロやGUに行って現物を確認して試着して買います。もう少しファッションぽいものが欲しければAZULに行って買います。靴はだいたいデパートのシューズコーナーに行って買います。最近はASICSのウォーキングシューズが多いです。
そこそこ安いものを選んでいるにもかかわらずなぜアマゾンで買わないのかは自分でもイマイチわからないのですが、感覚的にアパレルやファッションや靴はアマゾンでは買わないですね。まあアマゾンのことですから長期戦略でこの市場もゴッソリ持っていく日がそのうち来るのかもしれないですが・・・
まとめ
今回調べた結果で、ある程度の「アパレル」と「ファッション」の区別は付くようになりましたが、同時にこの2つに大きな違いは無くて、むしろ言葉の使い方に違いがありそうです。
「私はアパレル業界で働いています」と「私はファッション業界で働いています」と言われたら、どちらがカッコいいと感じるでしょうか?私なんかは多少へそ曲がりでマニアックなことが好きな性分なので「アパレル業界」の方にニュアンス的には惹かれますね。
私が技術者だということにも関係しているのかもしれませんが、「アパレル」という言葉に分厚い響きを感じるみたいです。
ではでは、きらやん