【モビリティー】18km/h&30km「Ninebot Mini Pro」を試乗?!

Ninebotが、小型のパーソナルモビリティ「Ninebot mini Pro(ナインボット・ミニ プロ)」をリリースしました。Ninebot日本総代理の株式会社オオトモで実機をチェック。そのデキを確かめてきました。

GIGAZINEの記事から引用

中国のスマートフォンメーカーXiaomiの後ろ盾を得て、あのセグウェイを買収したNinebotが、小型のパーソナルモビリティ「Ninebot mini Pro(ナインボット・ミニ プロ)」をリリースしました。そのNinebot mini Proの日本発売目前にNinebot日本総代理の株式会社オオトモで実機をチェック。そのデキを確かめてきました。

Ninebot mini Pro(ナインボット・ミニ プロ) – 日本総代理 株式会社オオトモ
http://www.ninebot.jp/mini/

オオトモの大阪本社に到着。

お目当ては「Ninebot mini Pro」。Ninebot社のパーソナルモビリティとしては、日本上陸3機種目で、Xiaomiブランドとして中国限定で販売されている「Ninebot mini」の動力性能をアップさせた上位モデルです。

サイズは、いわゆるセグウェイタイプのハンドルバーがあるモデルに比べると驚くほどコンパクト。

Ninebot E(ナインボット・エリート)」と比較してもタイヤのサイズがまったく違うことがよく分かります。

何はさておき、実際に試乗するべく屋外へ。なお、Ninebot mini Proの公道走行は禁止されているので、私有地などで楽しむことが必須です。

パーソナルモビリティとしてはかなりコンパクトなNinebot mini Pro。

乗るとこんな感じ。

というわけで、操作方法を説明してもらいつつ、スイスイ走行してもらう様子は以下のムービーで確認できます。

パーソナルモビリティ「Ninebot mini Pro」の乗り方は極めてシンプル – YouTube

Ninebot mini Proは電源ONで自立可能。

タイヤサイズは10.5インチ。ホイールのグレーのアクセントカバーを取り外すとメンテナンスができるとのこと。

ホイール内にモーターが収められたインホイールモーターを採用しています。

泥よけもあり、タイヤも溝つきなので、少々の悪路はものともしなさそうです。

前方を示す矢印マークが入ったフットマット。左右どちらの脚から乗ってもOK。

ハンドルにもサドルにも見えるこのパーツは「Leansteerハンドル」で、膝の内側や内ももを使って旋回操作を行います。

Leansteerハンドルは無段階で長さを調整できるのでベストポジションをさがすことが可能です。

前面には丸い電源ボタン。電源ONでディスプレイにバッテリー残量が表示されます。なお、専用アプリとペアリングしている場合はBluetoothマークも点灯します。

車体下部には走行時に点灯して路面を照らすライトを搭載。

ライトの間には充電用のコネクタ。約4時間でフル充電でき、航続可能距離は30kmと、1輪タイプのコンパクトモデル「Ninebot One(ナインボット・ワン)」をはるかに上回るロングライフを実現しているとのこと。

Leansteerハンドル天面部分はこんな感じで伸長するので……

まるで犬と散歩するかのように、Ninebot mini Proを取り回し可能。モーターがパワフルなので、少々の段差ならばNinebot mini Pro本体を持ち上げることなく乗り越えられます。

Leansteerハンドルの後方にはリフレクター。

また、車体後方には前進・ブレーキ・旋回方向を示すインジケーターLEDを備えています。

パーソナルモビリティ「Ninebot mini Pro」のインジケーターランプは動きにあわせて変化 – YouTube

フットマットの下にバッテリーボックスを搭載。リチウムイオンバッテリーは交換可能です。

なお、Leansteerハンドルの取り付け部分のロックを解除することで……

Leansteerハンドルを分離でき、自動車で持ち運びしやすくなっています。

Ninebot mini Proは、センサーが体重移動を正確に把握し、毎秒200回という細かさで速度と車体のバランス調整を行うため「約3分で乗車方法を習得できる」というの がウリとのこと。というわけで、「試乗開始3分後の運転」の様子は以下のムービーで確認できます。

パーソナルモビリティ「Ninebot mini Pro」は本当に3分で乗れるようになるのか?試してみた – YouTube

実際のところ、驚くほどあっけなく乗れてしまいました。トヨタのパーソナルモビリティ「Winglet」よりも簡単というのが率直な感想。ハンドルがないおかげで変にアタマを使うことなく下半身を中心にカラダ全体で操作方法を理解できるのがより直感的なのかもしれません。

Ninebot mini Proは確かに試乗開始後すぐにスイスイ操縦できるようになりますが、最高速度は18km/hで、傾斜角15度の坂道を登ることができるという動力性能を もつことから、完璧に乗りこなすには練習が必要なのは言うまでもありません。ちょっとした試し乗りではなく楽しく長距離をドライブするにはヘルメットやサ ポーターなどを装着するのがオススメです。

さらにNinebotシリーズ専用アプリ「Ninedroid」を使えば遠隔操作も可能です。

Android・iOS両対応のアプリ「Ninedroid」を使ってNinebot mini Proを遠隔操縦するとこんな感じ。Bluetooth対応スマートフォンを使って30mほど離れた場所からでも遠隔操縦可能なので、目視できる範囲なら ばサクッと足下に呼び寄せることが可能です。

パーソナルモビリティ「Ninebot mini Pro」を専用アプリで遠隔操縦してみる – YouTube

Ninebot mini Proは、ハンドルバーを搭載するNinebot Eと一輪タイプのNinebot Oneの中間に位置するモデル。12.8kgと比較的軽量で自動車で持ち運ぶことも可能。Ninebot Oneのような操縦にテクニックを必要とせず、Ninebot Eよりも小さなタイヤで小回りがききつつ、最高速度18km/h、走行距離も30kmと動力性能がアップしたいいとこ取りのモデルと言えそうです。

Ninebot mini Proは2015年12月4日(金)に発売され、記事作成時点ではビックカメラの実店舗で価格9万2400円(税別)で販売予定。ホワイトカラーとブラックカラーの2色展開となっています。

ビックカメラ | ninebot 【店舗販売のみ】新型立ち乗りロボット Ninebot mini Pro(ブラック)
http://www.biccamera.com/bc/disp/CSfGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=3271370

また、2015年12月4日に開幕する大阪モーターショー2015の立命館大学デザイン科学研究センターDMLのブースでもNinebot mini Proの実機が展示されます。

第9回 大阪モーターショー
http://www.osaka-motorshow.com/

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まとめ

まだ公道で走れないのが残念です。マンション暮らしでは、公道以外のスペースというのはごく限られています。もっとも、小さな公園はあちこちにあるので、そこに持っていけば自由に乗ることができそうです。
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歩いた方が健康には良いのですが、ドライブが好きな人は多いですね。このモビリティーはドライブとはいきませんが、車より自由自在に走れるところが受けそうです。スターウォーズのR2D2を連想させます。

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ではでは、きらやん
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