Androidスマホでシンセアプリを弾いて楽しむ時に使っている「TR-808」の音色とパターンが演奏できるWebアプリ「Drum Machine Pattern」を紹介します。もちろんiOS、Fire、Windows、Macのブラウザーでも使えます。TR-808的な他の事例も?
背景
モバイルデバイスでシンセアプリを弾いて楽しむ時に、バッキングが欲しくなります。しかし、あまり凝らないで、バックグラウンドで適当に勝手に鳴ってくれる方が使いやすいです。
さらに、以下の記事で紹介した「DRC」ポリフォニック・バーチャル・アナログシンセ・アプリのように、AndroidだけでなくiOSやFire、Windows、Macでも使える場合は、バッキングも種々のOSで鳴らせる方が好ましいです。
AndroidでMoogサウンド?DRCシンセアプリでMoog Bass!by YouTube? >>>
そこで、ブラウザーで使えるWebアプリの「Drum Machine Pattern」を紹介します。
各種OSのブラウザーでバックグラウンドで鳴らせます。何も操作しなくても適当にパターンを変えて勝手に鳴ってくれるのでバッキングに最適です。
Drum Machine Pattern
トップページ
以下のサイトに行きます。
・デスクトップのChrome:
・AndroidのChrome:
演奏ページ(TR-808 パターン)
どれかパターンを選んでクリック。以後はデスクトップで紹介しますが、モバイルでも同様です。Webアプリなので、ブラウザー上で拡大縮小やスクロールが可能です。
BPMは各パターン毎に固定なので、バッキングで使う時はシンセアプリ側でBPMを合わせる(シーケンスやアルペジエーターなど)事になりますが同期は出来ません。
右下の「START/STOP」をクリック。
画面上は「START/STOP」ボタンが黄色に変わるだけで、他は変化しません。TR-808の音色とパターンで演奏が始まります。
この状態で何も操作しなくても適当に勝手にパターンが変化しながら演奏を続けます。
右側のパターンボタン群の別のボタンをクリックすると、左側のシーケンス画面は変化しますが、その時点では鳴っている音は変化しません。
パターンボタンを切り替えていると、あるタイミングでシーケンス画面と同じ鳴り方になる場合がありますが、私の場合はまだコントロール方法が確立出来ていません。
YouTubeによる紹介動画
画面の右上に選択したパターン名が表示され、この動画ではシーケンス画面と音が一致しています。
おそらくこのような感じでコントロールが可能と思われます。私の場合は、バッキングで適当に鳴ってくれれば良いので、コントロールにはあまりこだわっていません。
Hashim – TR-808 / TR-08 Drum Machine Pattern >>> YouTubeサイトへ
TR-808の実機の操作と音は以下の動画で確認が出来ます。
Miami Bass – TR-808 / TR-08 Drum Pattern >>> YouTubeサイトへ
TR-808的な他の事例
Webアプリ iO-808
モバイルをサポートしていません。以下のサイトに行きます。
モバイルで使う場合は、デスクトップでいったんパターンをプログラミングして、.jsonファイルにセーブしてから、そのファイルをメールなどでモバイルに転送してロードして鳴らすような使い方になりますが、私は面倒なので使っていません。
左下に英語のチュートリアルへのリンクがあります。Chromeなら、右クリックで「日本語に翻訳」を選べば以下のように日本語にGoogle翻訳されます。
iO-808 MANUAL PLAY Example >>> YouTubeサイトへ
DSPシンセサイザー R808 PLUGIN USB Stick
USBスティックタイプのハードウェアエミュレーターです。TR-08用のエディター(VST or スタンドアローン)でパターンを作ったり操作します。
https://dspsynth.eu/webshop/product/r808-plugin-usb-stick/
まとめ
以前は「Audiotool Sketch」というアプリが存在していましたが、現在ではダウンロードが出来なくなってしまいました。どこかにapkファイルが落ちていると良いのですが・・・
本家ROLANDが最新の技術でTR-808の進化系ハードウェア「TR-8」「TR-8S」と「TR-08」を出していますが・・・
中古品のTR-8もそこそこ出回っていますね。
ではでは、きらやん