Windows 10にアップグレードした後で、3DCGソフトのDAZ Studio 4.9をインストールして起動させてみると、Open GLが古くて起動できませんでした。Vistaでは使えていたので、ドライバーを探しましたが?
DAZ Studio 4.9のエラーメッセージとは?
こんな感じのメッセージが表示され起動ができませんでした。
Open GLのバージョンが古いようです。Vistaで動いていて10では古いというのはどうも不可解ですが、とにかく前進するためにグラフィックドライバーを探すことにしました。
使っているパソコンのグラフィックチップは?
Windowsメニューの「設定」で調べました。
「Intel GMA 3100」だとわかったので、ネットで検索してインテルのグラフィックドライバーのページに行きました。
Windows 10のドライバーは無くて、最も新しいものでもWindows 7 64bitでした。古いものに戻すのはどうも理不尽ですが、ここは前進あるのみで、このWindows 7 64bitのドライバーをインストールしました。
DAZ Studio 4.9が動いた!
Windowsを再起動してDAZ Studio 4.9を起動してみると、今度はエラーメッセージは表示されず起動ができました。
DAZ Studio 4.8に比べると、大きな違いはオンラインでシームレスにDAZ3Dと繋がっているのと、その関係でレイアウトが変更になっています。
どちらも大したインパクトは無いので、そのままとりあえず適当なキャラを作ってレンダリングをしてみました。
レンダリング時間は64分でした。メモリーを8GBに増設後ですが、時間的にはあまり変化はなかったようです。フォトリアルなレンダリングエンジンのNVIDIA Irayを使っているので、時間をかけたくない場合は途中で切り上げられます。
以下は70%の状態で45分経過後のレンダリング画像です。
よく見ないと違いがわかりませんが、特徴的な部分は向かって右側の髪の下側の顎から首筋にかけての画質が粗いです。
私の場合は、レンダリングしながらブログに使えると思った時点でスクリーンショットを撮ってブログに貼り付けます。レンダリングは継続して、終わった画像は保存しておきます。
ちなみに、グラフィックチップやグラフィックボードがNVIDIA製であれば、Irayをハードウェアレンダリングのモードに切り替えて高速レンダリングが行える可能性があります。その場合は、上記程度の画像であれば数分でレンダリングが終わります。
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まとめ
Windows 10にアップグレードするのをためらっていた最大の理由は、デバイスドライバーがすべてのデバイスで動くか心配だったからですが、とりあえずはすべて動いたので安心しました。
今回は、グラフィックドライバーのOpen GLのバージョンが古いという、おそらく3DCGなどのマニアックなソフトとかを使わない限りは顕在化しないような仕様が問題になりました。
メーカー(インテル)のサイトに行ってWindows 7のドライバーをダウンロードして来てインストールすることで解決できました。Windows 10のインストーラーがインストールするデバイスドライバーが最も高機能とは思わない方が良さそうです。
むしろ古いWindowsのデバイスドライバーの方がこなれていて高機能かもしれないので、何かドライバーがらみの問題が起こった場合は、今回のように試してみる価値はありそうです。
【Windows10】以前の環境を残してアップグレードとは?!
ではでは、きらやん