3Dプリンターを使ってチョコレートやピザなどの食品を作る試みが行われていますが、オリジナルフレーバーのグミを5分以内にプリントアウトできるショップ「Magic Candy Factory」が、ヨーロッパからアメリカにかけて広がりを見せています。
GIGAZINEの記事から引用
3Dプリンターを使ってチョコレートやピザなどの食品を作る試みが行われていますが、オリジナルフレーバーのグミを5分以内にプリントアウトできるショップ「Magic Candy Factory」が、ヨーロッパからアメリカにかけて広がりを見せています。
Magic Candy Factory
http://www.magiccandyfactory.com/Dylan’s Candy Bar goes high-tech: A gummy candy in your own likeness
http://www.cnbc.com/2016/05/20/dylans-candy-bar-goes-high-tech-a-gummy-candy-in-your-own-likeness.html世界初の「グミを出力できる3Dプリンター」を使ったスイーツショップ「Magic Candy Factory」は、以下のムービーで確認できます。
MAGIC CANDY FACTORY Launch – YouTube
「Magic Candy Factory」のロゴ。
Magic Candy Factoryは、3Dプリンターを使ってオリジナルのグミを作れるお菓子屋さんです。
2015年8月、ベルリンにオープン。世界で初めて、3Dプリンターを使ってグミを作っています。
好きなキャンディーを使って、オリジナルのフレーバーのグミを作ることができます。
作りたいグミのデザインを決定。
5分以内にオリジナルのグミが完成するとのこと。
子どもたちにとってはグミが出来上がるまでの時間も、エンターテインメントの模様。
「お菓子をカスタマイズする楽しさ」を提案するのはKatjes(カッチェス)のイギリス法人マネージャーのメリッサ・スノーバーさん。カッチェスが開発したMagic Candy Factoryの3Dプリンターは、グルテンや乳製品を含まない材料でオリジナルのグミを作れるとのこと。
チョウや……
鍵や……
ハートマークなど、好きなデザインのグミを立体的に作ることができます。
2015年にドイツでデビューして、その後、イギリス・ロンドンにも広がったMagic Candy Factoryは、2016年5月にDylan’s Candy Barと提携してアメリカ・ニューヨークへの出店が決まりました。
さらに、Magic Candy Factoryはシカゴ、ロサンゼルス、マイアミなどの全米各地への出店が決定済み。アメリカのMagic Candy Factoryでのオリジナルグミ制作は20ドル(約2200円)前後とのこと。オリジナルグミを3Dプリンターで作って食べられるMagic Candy Factoryの日本上陸は未定ですが、アメリカでの反響次第では、そう遠くないうちに日本進出があるかもしれません。
3Dプリンター ダヴィンチ Jr. 1.0
まとめ
今までに3Dプリンターを使って出力したものの記事は以下のようなものがありました。
【楽器】3Dプリンターで「印刷」したバイオリンを使って一人バンド?!
【シャネル】3Dプリンターで出力した素材を使ったオートクチュールを発表!
【3Dプリント】即納OK! アディダスが未来の特注スニーカーを発表?!
【3Dプリンター】自分のスマホで立体成型ができてしまう「OLO」とは?!
ここで紹介しているものはほんの一例ですが、かなりの広がりを見せているのがお分かりかと思います。今回紹介したスイーツショップは、業者が用意した専用の3Dプリンターを使って、お客さんの好みに合った商品をカスカマイズして提供するタイプですね。
今後は商品がどんどんカジュアルな方向に広がって、このような3Dプリンターの応用が進化していくのではないかと思います。
もちろん自作派にとっても楽しいものですが、一般の人にとってはまだハードルが高いような気がします。
今後が楽しみですね。
【3D複合機】何でも自作できる?プリント&スキャン対応+レーザー刻印機能追加も?!
ではでは、きらやん