DTM音源にRoland Zenbeatsのピアノ音色を使いたくなったのがきっかけですが、新しく発売されたNovation LaunchpadのNote Modeでギターやバイオリン的にピアノ音色で弾けることがわかったのでYouTubeで紹介します。
はじめに
15年前に不純な動機でバイオリンを習い始めたのですが、その後ほぼ1〜2年ごとにバイオリンとピアノを交互に習うようになり、今までに習った先生はそれぞれ8人で合計16人の先生にお世話になりました。
バッハの「G線上のアリア」が最近のドラマに出てきて注目されていますが、G線1本だけで弾く超難しい曲です。G線はバイオリンの4本の弦の中で最も低音の弦です。
実はバッハの原曲はもっとキーが高いので、G線以外の弦で弾く人も多く居ますが、以下の動画はG線1本で弾いている演奏の例です。
Air On The G String, J. S. Bach – Anastasiya Petryshak, Violin
ピアノはこのG線1本で弾くのと似ています。ところが、ギターやバイオリンなどの弦楽器は複数の弦があり、バイオリンでは低い方からG/D/A/E線と5度づつ高くなっています。
今回紹介する新しく発売されたNovation Launchpad X/Mini MK3のNote Modeでは、この弦楽器のような弾き方でピアノなどの音源を弾くことができるようになったので欲しくなったわけです。
従来から販売されているLaunchpad Proは以前からこのNote Modeを備えていましたが、マイナーな弾き方なのであまり知られておらず、私も知りませんでした。
新しいLaunchpad X/Mini MK3の紹介を瀬戸弘司さんがYouTube動画で、このNote Modeの弾き方について初心者にもわかりやすく解説してくださっているので以下に紹介します。
YouTubeによるNote Modeの解説
Launchpad新製品の紹介
【4年ぶりの新モデル!】Launchpad X、最高!パッド演奏したいなら、とりあえずこれを買え!
解説のメインはLaunchpad Xですが、Mini MK3もXのNote Modeと同じパッド配列ができるので、私はとりあえずベロシティー無しのMini MK3を買おうかと検討中です。
私の場合は、キーボードはある程度強弱を付けて弾ける方が良いのですが、なぜかパッドの場合はベロシティーが無い方が弾きやすいからですが・・・
Note Modeの弾き方
【瀬戸さん、どうやって弾いてるの?】パッドの演奏方法をわかりやすく解説します! / パッドマスターへの道 #1
ギターやバイオリンなどの弦楽器を弾いたり習った経験がある方なら、この弾き方のメリットが実感できると思います。
ピアノやキーボードなどの鍵盤楽器しか経験のない方だとむしろこの弾き方は複雑に感じるかもしれませんが・・・
DTM初心者向けのメリットの解説
【パッドマスターへの道!#3】ピアノが弾けないDTMerたちよ!これがパッド演奏のメリットだ!
実を言うと、私はこの動画を観て「目からウロコ」でした。バイオリンとピアノを交互に習っていたので、実はこのようなことをDTMでできれば・・・
というような漠然としたイメージはあったのですが、Launchpadで実現しているとは想像ができなかったわけです。その意味では瀬戸弘司さんに感謝しています。
マイナーなので気づかなかったワケとは?
【パッドマスターへの道!#2】ふたつの演奏スタイルを理解しよう!
この動画で解説されているメジャーなLaunchpadの使い方も理解してから購入を検討した方が、より良い買い物ができると思います。
私も購入を検討するのに、Note Modeだけでなく他のパフォーマンス性に関する機能も含めて欲しいと思いました。
Launchpad新製品の紹介
メーカーの公式サイトは以下です。英語版ですが・・・
This is where it all began. The Launchpad was the birth of t…
現時点でアマゾンで販売中の製品はMini MK3です。
novation LaunchPad Mini MK3 MIDIコントローラー ローンチパッドミニがMIDIコントローラ…
Launchpad Xはなぜか11月25日発売予定のようです。日本正規代理店製品なのでそちらとの関係上かもしれません。
SOUND HOUSEではLaunchpad Xが購入できます。紹介動画がいくつか以下のサイトで観れます。
Chromebookで使うには?
Ableton Live 9 LiteをChromebookにインストールしているGalliumOS上のWINEでインストールして動かした記事は以下です。
新しいLaunchpadにバンドルされているAbleton Liveは10 Liteなので9 Liteより空き容量が多く必要になります。ダウンロード容量が1.9GBなので、さらにインストールに3GBは必要になります。
9 LiteでもLaunchpadは使えると思っているので、購入したら先ずはすでにインストール済みの9 Liteで試してみるつもりです。
新しいLaunchpadがChromebookで使うのに適している理由のひとつに、専用アプリの「Novation Components」がオンラインWebアプリだということです。
Chrome OS上からもGalliumOS上からもChromeブラウザーから使えるので都合が良いです。
まとめ
前回購入したMIDIコントローラーの「Behringer X-Touch Mini」と今回検討中の「Novation Launchpad Mini MK3」の組み合わせは補完的であり、両方ともコンパクトなので丁度良いように感じます。
USB-CハブのUSB-Aポート2つに両方のUSBケーブルを繋いでおけば、Chromebookを持ち出す時もUSB-Cハブを抜くだけで済むので手間がかかりません。
おそらくLaunchpad Mini MK3を購入すると思うので、購入したらファーストインプレッションを記事で紹介したいと思います。
さらに、前回紹介した「Roland Zenbeats」でも使えないか試す予定ですが・・・
ではでは、きらやん