ChromebookでDTMを無料で楽しむのに最適なDAWアプリがRolandからリリースされたのでYouTube動画で紹介します。AndroidアプリはChrome OSで使え、WindowsアプリはGalliumOS上のWINEで使えますが?
はじめに
ChromebookでDTMを楽しむのに従来はBandlabのAndroidアプリやWebアプリの「Mix Editor」、あるいはGalliunOSなどのLinux上でBitwig Studio3やWINEでAbleton Live 9 Liteを使う方法を紹介してきました。
https://leopalist-vr.com/category/dtm
今回は9月にRolandからリリースされたマルチプラットフォームDAW「Zenbeats」をYouTubeで紹介します。
個人的にはRolandのDTM用のピアノ音源の音色が好きなので、EDM系のアンビエントな曲作りに印象的なピアノの音色を入れられると期待していますが・・・
公式サイト
以下のサイトです。
Zenbeats: Music Creation App - さあ、あなただけの音楽制作をはじめましょう。…
Chromebookで使いやすいと感じたのは、かなりの高機能なDAWアプリにもかかわらずダウンロード容量が小さいことです。
Android版をPlayストアからダウンロードしてみましたが、最初は20MB程度の本体、起動後にサウンドやプリセットなどのデータが120MB程度だったと思います。軽すぎる気もしますが・・・
Ableton Live 10 Liteのダウンロード容量が約1.9GBでインストールするのに空き容量がさらに3GBは必要なのに比べても、Chromebookで気軽に始められる容量に収まっています。
無料版で気に入ったら「UnLock」に有料アップグレードすれば必要十分な機能が手に入ります。
YouTubeによる紹介動画
メーカーのプロモーションビデオ
Zenbeats | Find Your Creative Flow
レビューや紹介動画
ChromebookのChrome OS上でAndroidアプリを試す
私はChromebookの画面を後ろに回転させてタッチ操作がしやすいようにしています。
後ろに写っているのは32インチのフルハイビジョンテレビですが、USB-Cハブ経由でHDMIケーブルでChromebookと繋がっていて、デスクトップPCとしてマウス/キーボードで普通に使えます。
つまり、Chromebook本体ではAndroidアプリをタッチ操作で使ってDAWアプリで遊びながら、後ろのテレビ画面ではChromeブラウザーなどで他の作業も同時に行えます。マウスカーソルは本体画面とテレビ画面間を行ったり来たりできます。
さらに、外出時にはAndroidタブレット/スマホでアイデアスケッチなどが手軽に楽しめるので便利です。デスクトップ版も基本的にユーザーインタフェースが同じなので自宅での作業でも使い勝手が良いです。
まとめ
今後は機会があれば、実際に曲作りをした印象や作った曲を紹介していきたいと思います。
前回Ableton Live 9 LiteをGalliumOS(Linux)上のWINEで動かすことに成功したので、同じDTM系のDAWアプリなのでZenBeatsのWindows版もWINEで動かせると思います。
さらに、MackieControlに対応していれば、BehringerのX-Touch Miniでフィジカルコントロールができるので、そういった試みも少しづつやっていきたいですが・・・
ではでは、きらやん