Chromebookを購入する第一候補であるASUS Flip C100PAはLinuxが使えないので、Linuxを使わずにBlenderが使えるクラウドサービス「rollApp」を試してみたので紹介します。月額6ドルですがGCP仮想Windowsより安上がり?
はじめに
Chromebookで以下のASUS Flip C100PAの中古品をアマゾンで2万円台で購入したいと考えています。
https://chrome-vr.com/2019/07/asus-chromebook-flip-c100pa.html
この機種はLinuxが使えませんが、クラウドサービスの「rollApp」を月額6ドルでプレミアムにアップグレードすれば「Blender」がブラウザーから使えます。
今回は、rollAppでBlenderを試しに使ってみたので紹介します。
rollAppプレミアムにアップグレード
BlenderはrollAppの無料版では使えないのでプレミアムにアップグレードします。以下のサイトに行きます。
右上の「Login」をクリックし、左側のGoogleやFacebookなどでログインします。
「Upgrade to Premium」をクリックし、画面の指示に従ってクレジットカードなどの情報を入力します。
Blender最新版を使ってみる
下の「Explore our apps collection」をクリック。
右上の検索窓に「blender」を入力してEnterします。
右側の「Blender Beta」をクリック。
ただし、以前のユーザーインタフェースに慣れている人は左側の「Blender」の方が使いやすいと思います。
私の場合は以前に設定したGoogleドライブのフォルダーを消してしまったので繋がらないというエラーが出ました。
新しく「MyGoogleDrive」で接続しました。
以降は以下の記事を参考にしてください。
https://chrome-vr.com/2019/08/chromebookblenderstylysketchfab50mb.html
ポリゴン数を削減するAdd-onsの「Modifier」はすでに使用可能になっていたので、Preferenceでの設定は不要でした。
3DモデルをインポートしてCollada形式でエクスポート
前回と同様に「taey-02-1.zip」を展開したフォルダーを作って3Dモデルをインポートしました。
今回は、ポリゴン数の削減は行わず、単にCollada形式でエクスポートして、そのテクスチャー画像ファイルを使ってZIP圧縮してみました。
STYLYで読み込んでみる
今回のZIPファイルをSTYLYに読み込んでみました。以下の記事を参考にしてください。
https://chrome-vr.com/2019/08/chromebookvrwebstylysketchfab3dcg.html
一番左側に今回の3Dモデルが読み込まれました。これをクリックしてシーンに読み込みます。
Blenderでレンダリング画質を見てみる
右上のシェーディングモードをレンダリングに変更します。プレビューに反映するまで少々時間がかかります。
実際にレンダリングするにはカメラやライティングなどの設定が面倒なので、今回はプレビューをレンダリングエンジンで行うことにとどめました。
まとめ
前回のCloudReadyで使えるLinux(Crostini)上でBlenderを動かした場合での作業よりストレスを感じませんでした。
しかし、やはりGCPのNVIDIA GPU付き仮想Windows上でBlenderを使った方が遥かに快適に作業ができると思います。
一方で、月額6ドル(約760円)をどう考えるかによります。Apple Musicより安いので、Spotifyの無料アカウントのみを使うようにして、Apple Musicを解約すればペイできます。
これで、Linuxが使えないASUS Flip C100PAでもBlenderなどのデスクトップアプリがある程度使えることがわかったので、アマゾンに注文することにしました。
ではでは、きらやん