MIDI Loop StationはiPhone/iPod touch用の音楽アプリです。GM規格のスタンダードMIDIファイルを内部または外部から読み込み、MIDIループを作って組み立てることで曲作りができます。オーディオループもサポート。基本操作を動画で紹介します。
MIDI Playerとの違い?
MIDI Loop Stationがバージョンアップして名前が変わり、MIDI Playerとなりました。名前の通り、ただのMIDIプレーヤーになってしまい、MIDI Loop Stationと同等の機能にするにはアプリ内課金で「Looping Perform」を840円で購入する必要があります。
MIDI Loop Stationは2014年から更新されていませんが、なぜかまだ840円で販売しています。MIDI Playerも840円で価格据え置きに見えますが、機能が下がった分実質的に値上げと見なせます。そこで、今回は旧バージョンのMIDI Loop Stationについて紹介します。
MIDI Loop Stationの機能や使い勝手が気に入ったら、最新のMIDI Playerにアプリ内課金のLooping Performを購入して使いこなせば良いと思います。
ダウンロードとインストール
App Storeで「MIDI Loop Station」で検索します。
ダウンロード、インストールし開きます。
基本操作
左上のメニューボタンをタップします。
「My Songs」をタップします。
chicagoの「Doesanyb.mid」をタップします。他の曲でもOKです。
ここでMIDIファイルが読み込まれて音が鳴り出します。左上のメニューボタンをタップします。
中央あたりの「Define Loop」をタップします。
画面上を左右にスワイプするか、下の矢印をタップして、ループのスタートとエンドの位置を決めて、右下の「Create」ボタンをタップします。ループに名前を付けると左上にループのアイコンができます。
左上のメニューボタンをタップして、右上あたりの青い「PERFORM」ボタンをタップします。MIDI Playerではこのボタンが表示されないのですが、アプリ内課金の「Looping Perform」を840円で購入すればPERFORMボタンが表示されます。
下のループアイコンをタップします。
画面構成は、上段がオーディオループ、中段がMIDIパート、下段がMIDIループとなっています。MIDIループをタップして音を鳴らしながら、MIDIパートの楽器をタップするとミュート状態が切り替わります。
オーディオループのスピーカー(?)をタップするとオーディオ録音が始まり、再度タップすると録音が終了します。隣をタップすると別のオーディオループが現れます。
録音時にハウリングが起きてキーンと言うノイズが乗る時は、マイクを切ります。アプリのスタート時のマイクの使用許可ポップアップで禁止するか、ホーム画面の設定アプリで「Loop Station」をタップして、マイクを切ります。
MIDIループをいくつか作って、この画面でMIDIループを順番にタップすることで演奏し曲作りをします。
基本操作は以上ですが、以下にてYouTubeの動画を3つ紹介します。
YouTube動画デモ
MySongの選択から一連の画面による操作です。横画面になります。
Midi Loop Station – Setting up loops
PERFORM画面での操作です。
Midi Loop Station
オーディオループにマイクから音声を録音するデモです。
Midi Loop Station – Example of adding harmony
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まとめ
GM音源にしてはそこそこ音が良いですし、MIDI音源アプリのSOUND Canvasやm16などを鳴らせば音質アップもはかれると思います。それで単なるMIDIプレーヤーを超えてループで遊べるのは手軽で面白いアプリだと思います。
MIDI Playerではコードの表示もできるようなので、何か応用ができるかもしれません。例えば、SoundPrismをMIDIコントローラとして使ってコード弾きの参考にするとかですが・・・
ヤマハのサイトでMIDIデータが1曲216円程度で買えるので、自分の時間とクオリティーを216円で買うと思えば安いかもしれません。
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ではでは、きらやん