No.1のD6というスマートウォッチにSIMを装着して腕時計型スマホとして使っていますが、今回はIP電話アプリの「SMARTalk」を使って、スマホにかかってきた着信をD6に転送してD6で受ける方法を紹介します。
手順
- D6のSMARTalkアプリを設定して、D6で着信ができるようにする。
- スマートフォンで着信転送の設定を行う。
D6の着信設定は、「設定」アプリでの設定とSMARTalkアプリでの設定を組み合わせて行います。
スマートフォンの設定は今回はAndroidスマートフォンでの設定を紹介します。iPhoneの場合も同様の方法で設定できると思います。また、IP電話サービスは他にも「050 plus」など基本料金はかかっても通話料は割安なものなどがあるので、以下を参考にしてご自分の用途に合ったものをご検討ください。
http://s-dentoku.mobile-runner.com/hikaku
SMARTalkアプリの設定
SMARTalkアプリを使うには、楽天コミュニケーションズが運営するIP電話サービス「フュージョン IP-Phone SMART」に加入する必要があります。初期費用、月額基本料、着信通話が無料なので発信通話が少ない場合はローコストで運用できます。以下の記事を参考にしてください。
【No.1 D6】データ通信のみのSIMなので通話はIP電話で?!
SMARTalkアプリをタップして起動し、右上のスリードットをタップします。
「スリープモードにしない」をタップします。「環境設定」をタップします。
ここはお好みに応じて設定してください。
D6の「設定」アプリでの設定
「設定」アプリをタップします。
着信音などを好みの音に設定し、バイブレーションをオンにします。
その他、「省エネ」を解除したり、「接続します」のモバイルネットワークにチェックを入れるなどD6をネットに接続状態にして、IP電話で着信可能にしておいてください。WiFiが使える環境であればWiFiにチェックを入れてもOKです。
Androidスマートフォンの設定
スマートフォンに着信があったら、10秒間は呼び出し音が通常通り鳴り、その間にスマホ側で取らなければ自動的にD6に転送するように設定します。スマホの設定アプリをタップし下にスクロールします。
「留守番・転送電話」をタップします。
「設定・停止」をタップします。
「呼出あり」をタップします。着信後すぐに転送する場合は「呼出なし」をタップします。
転送先の電話番号(D6のIP電話)を入力し「呼出時間」を10秒(任意)に設定し「OK」をタップします。もし留守番電話などを設定している場合は、呼出時間はそれより短く設定します。
動作テスト
別の電話からスマートフォンに電話をかけます。10秒間呼び出し音が鳴った後で転送されます。少し経ってD6が鳴りバイブレーションが始まり画面が点灯します。
緑色の「応答」ボタンをタップします。「スピーカー」ボタンをタップします。
通常は「Bluetooth」になっているので「スピーカー」をタップします。Bluetoothイヤフォンを使っている場合はそのままにします。
以上で、スマートフォンに着信した電話をD6に転送してD6で話しができるようにする方法の紹介を終了します。
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まとめ
上記の設定でバッテリーの持ち時間を調べてみました。フルに充電して、朝7時から使い始めて12時半にバッテリーが切れてしまいました。5時間半しか持ちませんでした。これでは実用的ではないので、現時点ではSMARTalkの設定で、「スリープモードにしない」を「プッシュ通知」にしています。
「プッシュ通知」だとなぜかモバイルネットワーク(SIM通信)では着信しません。WiFiでは着信するので、自宅では転送してD6で受けられますが、外出時はD6では受けられないのでスマホ側の転送設定は解除しなければならないです。
もう少し試行錯誤して、実用的な運用の仕方ができるのか試してみます。場合によってはSIMは使わずWiFiとBluetoothでの運用になるかもしれません。現実的な着地点としてはそんなものかな?という気がします。
【No.1 D6】「省エネ」オフでもバッテリーは35時間持つ?!
ではでは、きらやん