Linuxで動くVR関連のアプリを探していたらAdobe Substance PainterがLinuxに対応していることに気づきました。AdobeアプリなのでChromebookでは性能的に使えないだろうとは思いつつ試すことにしましたが?
はじめに
Adobe Substance Painterはどちらかと言うとプロ向けのアプリなので本格的には使うことはないとは思いますが、Linuxに対応していることがわかったので興味を持ちました。
私は2000年頃からPoserという人体専用の3DCGアプリに出会ってから、美少女CG作品を自分のホームページ(当時はまだブログは一般的ではなかったので)にアップしてギャラリーとして公開していました。
その当時はパソコンの性能が今よりかなり低かったので、アニメーションなどは個人ではとても作れるわけではなく、2Dの静止画作品をメインに制作してきました。
Substance Painterは3Dモデルのマテリアル(質感)やテクスチャー(表面画像)を編集するアプリなので、アニメーションが主体となった今では個人の趣味の用途ではあまり注目されないですが、2D静止画主体においてはかなり魅力的なアプリです。
今回は、サイトの紹介や、ターゲットにする3D女性モデル、YouTubeビデオによる作業風景などの紹介をします。
次回以降に実際に無料で30日間試せるトライアル版をダウンロードして、ChromebookにインストールしているLinux(Xubuntu)上で試した結果を以下の記事で紹介予定です。しています。
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Adobe Substance Painter
Substance全体の公式サイトは以下です。
Adobe Substance 3D brings you an ecosystem of apps that empo…
トップ画面の動画を見ると、とてもChromebookのような低スペックのパソコンで使える代物には思えませんが、Painterは作業自体は比較的軽いのではないか?という期待があります。
無料体験版のダウンロードは右上の「TRY FOR FREE」をクリックします。30日間無料で試せます。
★ 以前はアプリ個別にダウンロードできましたが、最近は「Substance Suite」という総合的な形でダウンロードするように変わっています。
Windows/macOS/LinuxのOS別に「DOWNLOAD」ボタンをクリックしてインストーラーをダウンロードしてインストールします。
他のSubstanceファミリーアプリもほとんどがLinuxに対応しているので、性能的に実用的に使えるかは別としてChromebookのLinux(Xubuntu)で試すことができます。
ターゲット女性モデル
あくまでも私の個人的な好みで選びました。サイト(ArtStation)のトップページは以下です。
この中からSubstance Painterに対応している女性モデル(EVY – REAL TIME)を選びました。
Substanceアプリで編集中の画面は以下です。
マーケットプレイス上の購入ページは以下です。24.9ドルです。
YouTubeビデオで作業を紹介
早送りでテクスチャーの作業風景を紹介しています。
Character Creation Timelapse 10 – Texturing in Substance Painter
まとめ
PoserやDAZ Studioのテクスチャーを編集するのは、けっこう骨が折れる割に3Dレンダリングすると、仕上がりはあまり良い結果が得られず、結局できあいのテクスチャーを流用することになっていました。
Substance Painterが使えれば、自分で編集したテクスチャーでもかなり高画質の作品に仕上がるのではないかと期待しています。
ではでは、きらやん