【バーチャルファッション】2Dアバターを3D化してみる(その2)?!

  • 2016年4月5日
  • 2020年5月28日
  • 3DCG

MEMENTOで3D化するために、オンラインフィッティングルームのTriMirrorを使ってアバターをランウェイを歩かせて動画にし、各フレームを静止画に変換しました。それをMEMENTOにアップロードして3D化を開始しましたが?

TriMirror

URLは以下です。
http://www.trimirror.com/en/
TriMirror初期画面は少し違いますが、ランウェイが黒っぽいので、白っぽい服装にしました。下のツールバーの左端のポップアップメニューからRunwayを選び、2番目のメニューからRunway Motionを選ぶと、アバターがランウェイを歩きます。

動画撮影

写真を撮るのに、いったん動画を撮影してから、そのフレームを静止画に変換することにしました。動画の撮影は、QuickTimePlayerを使いたかったのですが、なぜか撮影した動画を再生すると真っ黒でした。

そこで、Movaviの画面キャプチャーソフトを使いました。無料お試し版のURLは以下です。
Movaviスクリーンキャプチャー

TriMirrorキャプチャーフレームをセットして、RECボタンをクリック後、TriMirrorでアニメーションをスタートさせます。アニメーションはエンドレスなので、適当に一巡したらストップボタンをクリックして撮影を終了させます。動画はこんな感じになります。

静止画に変換

昔はiMovieが使えましたが、新しいiMovieでは動画を静止画に変換できなくなっていました。そこで、Mac App StoreからFrame Grabというソフトをダウンロード購入して使っています。購入といっても120円くらいでした。
Frame Grab「書き出す…」ボタンをクリックすれば、指定した場所にどんどん書き出せます。フォルダーを前もって作っておくと良いと思います。

今回は90枚程度のフレームをJPEGファイルで書き出しました。

MEMENTO

以下のURLからダウンロードし、インストールして使います。
https://memento.autodesk.com/try-memento
ダウンロード

Windows版は64bitのみなので注意してください。

起動すると以下のようになります。

MEMENTO一番上の「Create 3D」をクリックし、先ほど作った写真集を読み込ませます。
MEMENTO下の「Create Model」をクリックします。
MEMENTO設定は、とりあえず「Draft」にしました。「Start」ボタンをクリックします。
MEMENTO写真がアップロードされ、3Dに変換されます。
MEMENTO処理自体はおそらくサーバー側でしていると思います。この状態が約10分続きました。
MEMENTO3D化されました。
MEMENTOマウスカーソルをサムネイルの上に持っていくと、右下にダウンロードボタンが現れるのでクリックします。
MEMENTO中央の「My Computer」のところに「New」と左上に書いてあるファイルが現れるのでクリックするとエディターが開きます。
MEMENTOどうも今回は失敗したようです。エディターの使い方はまだよくわかりませんが、きちんと3D化できてから考えます。

iPod touchの123D Catchの時と変わらないようです。123D Catchの時は写真を8枚しか使わなかったので失敗したと考え、今回は枚数を増やして90枚程度にしましたが、状況はあまり変わらなかったので、写真の枚数ではないようです。

次は、Sketchfabにアップロードしているいくつかの3Dキャラクターから適当なものを選んで、回転させながらキャプチャーしてみようかと思います。私のSketchfabのURLは以下です。
https://sketchfab.com/kirayan4852/models

SketchfabSketchfabには他の人が作ったキャラクターも多くアップされているので、それをチェックしてみるのも良いと思います。

Poser 10

Amazon: 詳しくはこちら>>>

まとめ

今回は失敗しましたが、もしこれで回転できる映像から3Dモデルが作れるようになれば、かなり自由に3Dデータを手に入れることが可能になります。

PoserやDAZ Studioを使った3DCGを今まで楽しんできましたが、服や髪などのデータを購入した累計金額はバカになりません。DAZ3Dから購入したアイテム数は400を超えています。

今回の試みは、3Dデータを購入せずに気軽に楽しめることを目標にしました。プロであれば時間とクオリティーを金で買うと思いますが、素人が趣味でやるのであれば、今回のようなアプローチもありかと思います。

【バーチャルファッション】2Dアバターを3D化してみる(その1)?!

ではでは、きらやん