NI社の無料シンセプレーヤー「REAKTOR 6 PLAYER」が6.3にアップデートされ「BLOCKS BASE」というモジュラーシンセが付属。ブロックの組合せとパッチが可能という事でダウンロードして試してみたので紹介します。
YouTube
「BLOCKS PRIMES」という有償版(12,800円)の紹介ビデオが3種類公開されたので参考にしてください。
BLOCKS PRIMES – Blocks Easel | Native Instruments
ダウンロードサイト
以下のREAKTOR 6 PLAYERサイトに行きます。
ダウンロードボタンは2つあります。右下の青い「無償ダウンロードはこちら」はREAKTOR 6 PLAYERのみがダウンロードできるので容量が小さくシンプルです。
下の黒い「KOMPLETE STARTをダウンロードする」は無償ですが、6GBを超えるインストゥルメント、エフェクト、ループ、サンプルを収録しているので、場合によってはダウンロードに時間がかかったりハードルが高いです。
今回はREAKTOR 6 PLAYERのみをダウンロードして試しましたが、KOMPLETE STARTに興味がある人はダウンロードして試してみてください。プロ品質の音源で暫くは遊べると思います。
ダウンロードとインストール
右下の青い「無償ダウンロードはこちら」をクリック。
右のEmail欄に自分のメールアドレスを入力し「GET DOWNLOAD LINK」をクリック。
すぐにメールが届くので、リンクをクリックして「Native Access」をダウンロード/インストールします。
私はMac miniなのでMAC版(31MB)をインストールしました。
パスワードは下の「Forgot your password?」をクリックしてメールで取得し、メールアドレスとパスワードを入力して「LOG IN」をクリック。
すでにインストールされているものが表示されます。
製品版のREAKTOR5などの音源は旧ドライブ内にインストールされているので表示されていません。旧バージョンの方が使いやすい場合もあるのでアップデートせずに使い分けています。
左上の「Not installed」をクリック。
右上の「INSTALL ALL」をクリック。全部がインストールされるまで暫く待ちます。
さらに次の「Available update」をクリック。
右上の「UPDATE ALL」をクリック。アップデートが終わるまで暫く待ちます。REAKTORのインストールが初めての場合はアップデートの必要はありません。
左下の「TRK-01」のUPDATEDがオレンジ色で三角なのは、有償製品なのに無料のデモ版しかインストールしていないからのようです。
以上で私の場合のインストール/アップデート作業は完了です。
なぜか「Kontakt 6 Player」のインストールと「Kontakt Player 5」のアップデートも行われましたが・・・
REAKTOR 6 PLAYER
スタンドアロンアプリもありますが、今回はAbleton Live LiteのMIDIトラック1にAUプラグインをドラッグアンドドロップして立ち上げました。
理由は、サウンドをオーディオトラックのオーディオクリップに簡単に録音できるからですが、DAW上に立ち上げると何かと便利です。
とりあえず「Play.」をクリックします。
Ableton Live LiteのPacksから適当にMIDIクリップをREAKTORトラックにドラッグアンドドロップしておきます。今回は3種類モノフォニックのものを選びました。
REAKTORのBassフォルダーを選んで、とりあえずトップの「Bass Babble.nksr」をステージ上にドラッグアンドドロップして開きます。
トップの左から2番目のメニューアイコンをクリック。
通常のシンセの場合はこれで音色の切り替えを行うので瞬時に切り替わりますが、今回はモジュール構成やパッチが変わるので、切り替えに少々時間がかかります。
Ableton Live LiteのMIDIクリップをトリガーして鳴らします。
サウンドチェック
3種類のMIDIクリップを順番にトリガーしながら、8種類の音色を順番に切り替えて演奏してAbleton Live Liteのオーディオトラックのオーディオクリップに録音したものが以下です。
まとめ
ベース音色のはずがほとんどベースには聴こえませんでしたが、モジュラータイプのシンセ音源は「変な」音が求められると思うので、これらのプリセット音色からブロックやパッチをいじると面白そうです。
ではでは、きらやん