【イヤフォン】「Augramour R8-J」が届いたのでJBLなどと比較視聴してみた？！

2017年6月29日
2017年9月30日
オーディオ

話題のコスパ最強イヤフォン「Augramour R8-J」が届いたので、手持ちのJBLやiPod touch付属のイヤフォンとTWICEの「#TWICE：TT日本語版」でハイレゾ録音して比較したので紹介します。結果はかなり意外で、録音ではかなりの差が現れましたが？

1 録音機材と音楽ソース
2 録音結果
3 視聴の感想
4 まとめ

録音機材と音楽ソース

・リニアPCMステレオレコーダー：OLYMPUS LS-20M
・再生デバイス：iPod touch 第６世代（iOS 10.3.2）
・イヤフォン：
・・Augramour R8-J（今回購入）
・・JBL Synchros E10（現役2千円クラス：１年前購入時は4千円クラス）
・・JBL REFLECT AWARE（２万円クラス参考）
・・iPod touch付属Apple純正（参考）

録音モードは「PCM 96khz/24bit」のハイレゾで、ファイル形式は.WAVでアップしました。

再生デバイスは実際にはAndroidスマートフォンで通勤時や職場の休憩時間などに聴く予定ですが、REFLECT AWAREがAppleのLightningコネクタ直差しなので、3.5mmオーディオ端子と両方が使えるiPod touchを使いました。

ソースはApple Musicから、6月28日にリリースされたばかりのTWICEニューベストアルバム「#TWICE」の「TT日本語版」を使いました。透明感のあるボーカルと重低音が特徴の音数が少ない曲なので、比較視聴に適した曲だと思います。プレビューは以下で聴けます。

「ミュージック」アプリのイコライザーや、JBL REFLECT AWAREのアプリのイコライザーなどは全てオフにして録音しました。LC-20Mのイコライザーやオート機能もすべてオフにして音の加工は行っていません。

録音結果

最初に基準としてイヤフォンを通さずアナログケーブルでイヤフォン端子と録音端子をダイレクトに接続して録音しました。

以下はイヤフォンをレコーダーのステレオマイクに押し付けて録音しました。

・Augramour R8-J：

・JBL Synchros E10：

・JBL REFLECT AWARE：

・Apple：

視聴の感想

録音した音をデスクトップパソコンに繋いでいるPCスピーカーのBOSE Companion3（USBデジタル接続モデル）で再生してみると、かなり意外な結果となりました。Augramourが最も貧弱な音に聴こえました。Apple純正よりも明らかに貧弱です。JBLは価格相応だと思います。録音レベルはすべてのイヤフォンで0db付近まで触れるようiPod touch側のボリュームで調整しました。

JBLではイコライザーは使っていませんでしたが、Augmourで「ミュージック」アプリの設定のイコライザーを「R&B」に変えて聴いてみました。しかし、やはり物足り無さは解消できず、音量を上げると歪みっぽくなってしまい、明らかに今までのJBL Synchros E10の方が聴きやすいです。

現時点でのファースト・インプレッションでは今まで１年間聴いていたJBL Synchros E10から変えるだけの説得力は得られませんでした。しかし、使っているうちにエージング効果などで音質が変わるかもしれないので、暫くAndroidスマートフォンに繋いで通勤や職場の休憩時間などで使ってみようと思います。

あるいは、専門家の評価と私のような素人の評価では違ってくるのかもしれないという可能性もあると思います。できれば実機を視聴して購入されることをおススメします。

装着感はたしかに良いです。JBLのスタビライザー付きのものより掛け心地は良いですね。