今でもフルレンジスピーカーを聴き続けているのはなぜか?私自身もその理由がはっきりとは自覚できていないので、今回は2種類のフルレンジと最新のJBLの2ウェイスピーカーをMP3で録音して聴き比べることに?
背景
新時代のオーディオ機材を検討し購入して聴き比べた結果は以下の記事で紹介しています。
https://chrome-vr.com/2019/05/new-generation-audio-pioneer-kit.html
今回購入して聴き始めたJBL「STAGE A130」は音質やルックスなどエントリーモデルとしては高いコストパフォーマンスだと感じています。
しかしなぜか以前から聴き続けているフルレンジスピーカーも捨て難い魅力があります。
しかし、自分でも何が魅力なのか?自覚がありません。そこで、同じ定番のポップス曲をそれぞれMP3(320kbps)で録音して聴き比べてみることにしました。
音楽ソース
こういう聴き比べで選ぶ曲はジャズやクラシックが多いとは思うのですが、今回は私が若い頃から聴き慣れているユーミン「中央フリーウェイ」のハイファイセットバージョンです。
MP3(320kbps)録音
iPod touchの「ミュージック」でCDリッピング(Appleロスレス)したソースを再生し、BluetoothでELEGIANTのBluetoothアンプに送信してダイレクトに録音し、直接ブログサイトにアップしました。
機材や条件は同じですが、音量はスピーカーの音圧レベルに応じて調整し、フルレンジの2機種はiPod touchの「ミュージック」のイコライザーを「R&B」にしています。JBLは「オフ」のままです。
まとめ
上記を再生する機材によって印象が変わるかとは思いますが、今回は出来るだけ再生機材の影響が出ないようにイヤホンで聴いてみました。
スピーカーから直接聴くより音が痩せて聞こえ、さらにボーカルなどの中音域が妙に歪みっぽく感じました。一旦録音することで何かが影響を受けているのは確かだと思います。
そういった前提で3種類のスピーカーの音の違いを独断と偏見から一口で言うと以下のようになります。
・JBL:バランスが良く聴きやすい。落ち着きがある。定位感が曖昧。
・FOSTEX:平板な感じだが音の広がりを感じる。ボーカルが鮮明。明るい。
・Pioneer:狭くて窮屈な感じ。音は全体的にクリアで鮮明。硬い。
今回直感的に思ったのは、音の雰囲気はエンクロージュアの大きさとか容積や方式が関係しているように感じました。やはりある程度の大きさのエンクロージュアの方が開放的というか伸びのびとした印象があります。
今までの経験からは、メーカー製より自作のフルレンジスピーカーの方がエンクロージュアがより大きい傾向にあったので、スピーカーユニット自体の性能よりそちらの影響が大きいのではないか?と推測しています。
今は3種類のスピーカーをソースや気分やシチュエーションで切り替えて聴いているので、それ自体を楽しんでいると言えますが・・・
ではでは、きらやん