Google翻訳はキーボード入力による翻訳のほかに、カメラを使ったリアルタイムカメラ翻訳や、音声入力による会話の翻訳などを利用可能です。さらに、あらゆるアプリ内でGoogle翻訳を使用できる「Tap to Translate」が登場しています。
GIGAZINEの記事から引用
100カ国語以上の言語をサポートしているGoogle翻訳は、キーボード入力による翻訳のほかに、カメラを使ったリアルタイムカメラ翻訳や、音声入力による会話の翻訳などを利用可能です。そんなGoogle翻訳のAndroid版アプリの新機能として、アプリを逐一切り替えなくともあらゆるアプリ内でGoogle翻訳を使用できる「Tap to Translate」が登場しています。
Official Google Blog: Translate where you need it: in any app, offline, and wherever you see Chinese
https://googleblog.blogspot.jp/2016/05/translate-where-you-need-it-in-any-app.htmlTap to Translateの使い方は、以下のムービーを見るとよく分かります。
Introducing Tap to Translate – YouTube
スマートフォンで受信した外国語のメッセージに対して返信を送るには、まずメッセージをコピーして……
翻訳アプリに貼り付けて翻訳。
さらに翻訳アプリを使って返信を書き……
メッセージアプリに貼り付けて送信と、なかなか手間がかかります。
そこでGoogle翻訳では、アプリを逐一切り替えるのではなく……
どのアプリからもGoogle翻訳にアクセスでき、テキストをアプリ内でそのまま翻訳できる新機能「Tap to Translate(タップして翻訳)」を実装。
例えばチャットアプリ「WhatsApp」でヒンディー語のメッセージを受信した場合、このままではメッセージの意味を理解できません。
そこでメッセージを長押しして……
コピーします。
すると、画面右上にTap to Translateボタンが表示されるので、ボタンをタップ。
アプリを切り替えることなく、Google翻訳による翻訳文を見ることができます。ヒンディー語の返信を書くには「NEW TRANSLATION」をタップ。
英語の文章を入力すると、ヒンディー語の翻訳が表示されました。
あとは返信文をコピー&ペーストして……
送信するだけ。受信したメッセージの翻訳から返信文の作成までを、アプリを切り替えることなく簡単に行えるというわけです。
Tap to Translateはあらゆるアプリで使用可能。
さらに、言語パッケージをインストールしておけば、オフラインでも機能します。
また、Google翻訳アプリ最新版のバージョン5.0では、カメラで撮影した文章を翻訳する「リアルタイムカメラ翻訳」が、中国語の簡体字と繁体字の翻訳に対応。アプリのカメラボタンをタップして……
カメラを起動。
牛乳バックに書かれた中国語が、即座に「milk」と英語に翻訳されました。
なお、記事作成時点で配信中のAndroid版Google翻訳アプリはバージョン4.4となっており、「Tap to Translate」などが使える最新版バージョン5.0は数日中に配信予定です。
Google 翻訳 – Google Play の Android アプリ
また、iOS版のGoogle翻訳アプリは、バージョン5.0.0でリアルタイムカメラ翻訳が中国語に対応し、App Storeで配信中となっています。
Google Nexus 5X (SIMフリー, 16GB, Quartz White)[並行輸入]
まとめ
デスクトップのブラウザー上ではよくGoogle翻訳のお世話になっていますが、今までスマートフォンで使ったことはありませんでした。そういう必要性に迫られなかったと言うべきかもしれませんが・・・
英語は特に翻訳せずに読んでいますし、それ以外の外国語を読むことがあるのは、K-POP関係で韓国語くらいです。スマートフォンではYoutubeとVアプリで動画を観るのが主なので、文章を読むことは無かったですね。
とは言うものの、あると使うかもしれないので、試しに英語と韓国語で使ってみようかとは思います。「Tap to Translate」はそもそも英語と他言語間の自動翻訳みたいなので、日本語にはまだ対応していないような気がしますが・・・
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ではでは、きらやん