今年の初めに弟から奨められて始めた投資ですが、前半は勉強を兼ねて堅実な米国インデックスファンド(S&P500)の投資信託の積立投資から始め8万円の赤字に。後半はイーサリアムと米国ETF(SOXL/SOXS)に切り替えさらに損が拡大。12月に入ってからやっと含み益が出ていますが?
はじめに
今年の9月から「週刊イーサリアム」というカテゴリーで、このブログにて私の投資活動を紹介することにしました。その意図は以下の記事などを参考にしてください。
投資のプロではないので、イーサリアムに興味を持ったのは、3DCG和服美少女モデル作品をNFTマーケットに出品したいと考えたことがきっかけです。OpenSeaに出品するにはイーサリアムが必要になるので、Coinchechに口座を開設し日本円[…]
1月に楽天証券に口座を開設し、米国インデックスファンド(S&P500)の投資信託で積立投資を始めましたが、9月まで入金額の合計(605万円)から出金額の合計(597万円)を差し引いた損益では8万円の赤字になり、この時点ですべての投資資産をイーサリアムと米国ETFに切り替えました。
今回は、現在の投資状況を踏まえて、2022年の私の投資活動をレビューしたいと思います。
現在の投資ポートフォリオ
ポートフォリオ
株式:現金:暗号資産の現在の投資ポートフォリオは以下となっています。
・500万円:100万円:16万円
・合計:約620万円
株式(米国ETF)
株式はすべて米国ETFのSOXSであり、SBI証券で取引中です。約33ドルの平均価格で995口を購入し、現在はそれが約36ドルに値上がりし購入時より円安が進んだので、合計は3万6千ドル(日本円換算:約500万円)となっています。円換算の評価損益はプラス約34万円です。
現金(投資用)
投資用の現金は以下の3ヶ所に分散しています。合計額は約100万円です。
・NEOBANK(住信SBIネット銀行):63万円
・SBI証券:38万円
・SBI VC トレード:2万円
暗号資産(イーサリアム)
暗号資産のイーサリアムはそれまでコインチェックで取引をしていましたが、12月になって全額を売ってSOXSを買う資金に回しました。その後、新しい暗号資産取引所としてSBI VC トレードに口座を開設し、試しに1ETHを購入しています。
・SBI VC トレード:16万円(1ETH)
2022年の投資活動を振り返る
前半は世界情勢の激動に翻弄される
最初は投資の勉強も兼ねて、それまでは順調に右肩上がりで評価益が出ていた米国インデックスファンド(S&P500)で堅実に積立投資信託から始めましたが、5月から暗号資産のイーサリアムへの投資も始めました。
2月にはウクライナ紛争で投資全体の評価額が暴落し、さらにアメリカの物価が急騰する対策として、米国FRBがそれまでの金融緩和から金融引き締めに方針を転換し、金利上昇に対するリスクからさらに株価が下がる傾向に。
2022年の前半の投資活動は、こうした世界情勢の劇的な変化を経験しつつ、トータルでは600万円をつぎ込んで8万円の赤字で終わったのはラッキーでしたが、いつまでも勉強しているわけにはいかないので、9月から大きく方針を転換しました。
後半は暗号資産で右往左往する
3月に3DCGモデル作品をNFTマーケットに出品することを目的として、取引に使うイーサリアムを少額購入し、MetaMaskというウォレットを使って取引に使ったことから暗号資産のイーサリアムを取り扱い始めました。
9月からイーサリアムへの投資をメインに考えていましたが、11月に入ってFTXの破綻と暗号資産業界全体への悪影響が顕在化したことと、コインチェックの不祥事などが明らかになるにつれて、所有していたイーサリアムを全額売却して米国ETFのSOXSを買う資金に回しました。
SOXSは当初は68ドルで50口を購入し、その後に30ドル前後まで暴落して失敗しましたが、1年を通して最も底値になったので、さらにイーサリアムを売った資金を投入して995口まで買い増しました。
現在は、36ドルまで回復し、さらに円安傾向に戻ったことから、現在では日本円換算で約34万円の評価益を得られています。
今後の目標と方針
暗号資産(イーサリアム)はもっと評価額が下がる可能性があるので、しばらくは様子を観ながら、SOXSがとりあえず50ドルを超えるまで静観します。
その後、SOXSの一部を売ってイーサリアムを買う資金とします。イーサリアムが底値に落ち着いたら、その資金で20ETHほどを購入し、評価額が上昇することに期待したいと思います。
まとめ
2022年の初めから始めた私の投資活動と世界情勢の変化をレビューし、現在の状況を俯瞰して、来年以降の短期的な目標と方針について紹介しました。
投資の参考にしている人気インフルエンサーなどのYouTube動画などは、たしかに知識として参考になる情報が当初は多かったので、それに引っ張られる傾向にありました。
しかし、今は私のようなオタク気質で金儲けより無形の価値を重視する人間にとっては、そういった一般常識には反した投資活動を表現していけたらと考えています。
ではでは、きらやん