乃木坂46の「シンクロニシティ」をシーケンサー・ドラムマシンの「SPARK LE」でBandLabのLoopを流用してパフォーマンスする方法を紹介します。ハードウェア・コントローラーでパフォーマンスするダイレクトな快感とは?
SPARK LEとは?
最近流行りのアナログ・ドラム・シンセサイザーのような外観の、ハイブリッド・ドラム・シーケンサーです。
ハイブリッドというのは、ドラム・シーケンサーに特化したハードウェア・コントローラーをパソコンにUSBで接続して、専用の「SPARK2」アプリケーション・ソフトウェアをコントロールするタイプです。
氏家さんが以下のYouTubeの動画で詳しく紹介しています。
Arturia SPARK LE Demo&Review [English Captions] >>> YouTubeサイトへ
SPARK LEに決めた理由
BandLabをパソコンのブラウザーで使えるMix Editorで遊んでいると、マウス操作なのでハードウェア・コントローラーをダイレクトな感触でプレイしたくなりました。
BandLabは、iOS/Android/Fire(Genymotion)で使える無料アプリの「Looper」で他人の曲の素材でパフォーマンス(フォーク)出来るので便利です。
無料グルーブボックスアプリでアンビエント?BandLabで行こう!? >>>
さらに、その曲の素材をパソコンのブラウザーで使えるDAWのような「Mix Editor」で流用して編集加工が出来るので、オリジナリティーを付加した曲作りに使えます。
BandLab LooperのLoopを流用してMix Editorで曲作りをするには?! >>>
このワークフローが気に入ったので、その延長線上でハードウェア・コントローラーによるパフォーマンスをしたいと考えました。
通常なら、Novation LaunchpadなどとAbleton Live Liteの汎用的な組合せにしますが、今回は流行りのアナログ・ドラム・シンセサイザーを意識してSPARK LEを選択しました。
価格も手頃で、その割にはバンドルソフトのSPARK2が高機能なのも理由です。
さらに、購入前にSPARK2の無料デモ版をダウンロードして、事前に機能チェックが出来ました。SPARK2を単体で購入するとSPARK LEより高価です。
SPARK2のデモ版を試す
以下のサイトに行きます。
https://www.arturia.com/products/spark2/resources
「Get Free Demo」をクリック。
名前(英語)とメールアドレスを記入し「Get my Demo」をクリック。
私の場合はMac版にしました。「Demo for MAC」をクリック。
約7分かかりましたがダウンロードが完了したら.pkgをクリックしてインストーラーを開いて画面の指示に従います。
「Spark」をダブルクリック。
「Demo」をクリック。開始後20分間は連続して使えます。
一通りの動作確認をしました。特に不具合はありませんでした。
以前に乃木坂46の「シンクロニシティ」のMIDIファイルからメロディー部分だけ抜き取ったMIDIファイルを作っていたので、シーケンサー画面にドラッグ&ドロップしてみました。
SPARK2のシーケンサーは64ステップまでなので、「シンクロニシティ」の頭の部分だけが再生できました。
細かく分割して繋げられますが、今回はオーディオファイルにしてパッドに割り当てることにしました。
BandLabで作っていたBassのループファイルをパッドにドラッグ&ドロップしてからパッドをクリックすると再生が出来ました。
まとめ
ハードウェアだけで完結するスタンドアローン型の方が、パフォーマンスでは何かと便利ですが、今回はパソコン上でBandLabのMix Editorとの連携を考えると、SPARK2を使うメリットを感じます。
SPARK LEとSPARKシリーズ(ソフト群)をプロがどう使っているかのYouTubeの動画は以下です。
オタク体質な人が観てしまい、配偶者との関係が悪化しても責任は負えないので悪しからず・・・
Arturia SPARK とは? >>> YouTubeサイトへ
SPARK LEやSPARKシリーズソフトはプロも含めた長年の実績がある製品なので安心して使えると思います。
旧機種の「SPARK」は中古でコチラとかコチラなどで探せば3万円前後で手に入れられると思います。SPARKシリーズソフトは入手が困難かとは思いますが・・・
ではでは、きらやん