既存のオーディオセットをハイレゾ音源で鳴らすとCDなどとは音質が変わるのかについて比較視聴してみたので紹介します。機材はiPod touch、DENON DNP-720SE、DENON RCD-CX1、DALI ZENSOR1などですが？
ハイレゾ音源と使用機材
・ハイレゾ音源：昨日moraからダウンロードした宇多田ヒカル「シングルコレクション１」96kHz/24bit
・比較音源：CDからMacのiTunesでアップルロスレスでリッピングした上記と同じアルバム 44.1kHz/16bit
CDを直接鳴らすこともできましたが、切り替えたりが手元のiPod touchでできるのでリッピング音源を使用。
使用機材
・iPod touch：ハイレゾで送信するために、AirPlayを使用
・DENON DNP-720SE：AirPlayを受信しハイレゾDACでアナログ化。96kHz/24bit
・DENON RCD-CX1：スーパーオーディオ対応CDプレーヤー付きアナログアンプ
・DALI ZENSOR1：１３.5cmウーファー＋2.5cmソフトドームツィータースピーカー
その他フルレンジスピーカー２種類
部屋が狭いので、仏壇と一体化しています。オーディオ的にはあまり良いセッティングではありませんが、贅沢は言わないということで・・・
これとは別に、押し入れにも自作のJSP方式のスピーカーがあります。
DENON ネットワークオーディオプレーヤー 192kHz/24bit対応 プレミアムシルバー DNP-720SESP
まとめ
CD音質（44.1kHz/16bit）の音源と、ハイレゾ（96kHz/24bit）音源の同じアルバムを切り替えて比較視聴してみました。昨日はPCスピーカ２種類で違いがわかりましたが、結論から言えば、オーディオセットの場合はそれほどの違いは感じられませんでした。
音質的にはオーディオセットの場合はCD音質でもかなりレベルが高いので、そもそも普段不満を感じていないというのがあると思います。しかも、私の場合は３つの特性が異なるスピーカーをソースに応じて切り替えて聴いているので余計に不満が生じないわけです。
音質以外で気づいたのは、「Traveling」という曲で、バックに風が吹くような「ヒュー」というような音が左右に揺らいで鳴っているのですが、これが違って聴こえてきました。CD音源ではあまり気にならない感じですが、ハイレゾだと明確に意識されて、動きがよくわかります。
そういう効果音的なものが音楽にどうかかわっているのかは私にはよくわからないですが、おそらくハイレゾの方が多くの音を明確に描き出す力があるのではないか？という気がします。音数が多い音源や、間接音が多いライブの生録音などでは臨場感に影響を与えると思います。
次回はiPod touchのLightning端子に直差しタイプのイヤフォン２種類を注文しているので、届いたら比較視聴してレポートしたいと思います。注文中のイヤフォンは、8,000円弱のローコストながら96kHz/24bitのハイレゾに対応したものと、2.5万円の高品質JBLノイズキャンセリングタイプで48kHz/16bitの通常音質です。
DALI【Zensor1】はコスパ抜群のオーディオスピーカー
ではでは、きらやん
