ソニーがアナログレコードに記録された音をハイレゾのデジタルデータにして録音、保存できるアナログレコードプレーヤー『PS-HX500』を2016年4月16日に発売すると発表しました。価格は税抜で6万1000円。
M-ON! Pressの記事から引用
「CDよりアナログレコード」派にとって朗報なのでは。
ソニーがアナログレコードに記録された音をハイレゾのデジタルデータにして録音、保存できるアナログレコードプレーヤー『PS-HX500』を2016年4月16日に発売すると発表しました。価格は税抜で6万1000円。貴重なアナログ版を大切に保管してきたというユーザーにとっては、意外とお求めになりやすい価格設定ではないでしょうか。
ネーミングに「PS」とついていますが、もちろん同日発表となった『PlayStation VR』などのPSシリーズとは無関係で、今年初頭の家電見本市「CES2016」に出展されていたモデルが製品化されたもの。出展当時も最大DSD 5.6MHz、リニアPCM 192kHz/24bitといったハイレゾのファイルフォーマットでPCにデータを保存できる機能が大きな話題を呼びました。
ちなみに、アナログからデジタルへの変換を行うA/Dコンバータは本機に内蔵されていますが、ハイレゾ音源の録音、編集にはWindowsおよびMacに 対応した専用アプリ「Hi-Res Audio Recorder」を、再生にはハイレゾ再生対応のオーディオプレイヤーを別途使うことになることには注意が必要です。
やはり世界初となるアナログレコードからのハイレゾ録音機能に目を奪われがちなものの、基板内のアナログ回路とデジタル回路を完全分離した設計により、デジタル部からのノイズの影響を低減するとともに、アナログレコードプレーヤーとしての作り込みも高品位なもの。
ターンテーブルはベルトドライブ方式で、強度が高く安定した新設計の軽量シェル一体型ストレートトーンアームと円筒形状のアームポスト、30mm厚の音響用の高密度MDFや偏心インシュレーターで振動、共振を防いだりといった工夫が凝らされています。ハイレゾでの録音ができるとはいえ、やはりレコード盤の味わいをじっくり楽しみたいというオーディオファンのニーズにこたえてくれるのではないでしょうか。
文/ワタナベダイスケ(編集部)
関連サイト
ソニー ステレオレコードプレーヤー PS-HX500
まとめ
私のように60過ぎの親父にとってはアナログレコードは出発点なので、それをハイレゾで録音することの価値はよくわかるのですが、世の中がCD全盛になって以降に生まれた世代の人にとってはおそらくその意味がよくわからないのではないでしょうか?
CDの方がアナログレコードより音質が良いと思っている人も多いのではないかと思いますが、スペック的にも聴感的にもアナログレコードの方が音は良いです。スクラッチノイズがあるので、それがネックになっていますが・・・
とは言っても、私もアナログレコードを聴く時間よりCDを聴く時間の方が多いですし、さらにiPod touchを聴く時間の方が多いので、あまり技術的な話をしても意味は無いような気がします。
私はまだハイレゾを導入していないのですが、これは高音質で聴きたいと思った時は、スーパーオーディオCDか、それが無ければアナログレコードを買って聴いていました。どちらも無い場合は諦めていました。
スーパーオーディオCDはクラシックやジャズに偏っていて、ポップスで私が持っているのはカーペンターズくらいですね。アナログレコードはジャンルを問わずありますが、新しいポップスはあまり出ていません。私が好きなアーティストでは、Perfume、ももクロ、BABYMETAL、SCANDALなどがあります。
やはり、アナログレコードを大量に持っている人向けのような気がします。とは言ってもレコードプレーヤーが初めての人にとっては、所有する喜びを感じる逸品かもしれないですね。
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ではでは、きらやん