昨年7月にAmazonがアメリカで発売した音声アシスタント機能搭載スピーカー「Echo」がAmazonのハードウェア製品で最大のヒット商品になりました。GoogleもAmazonに真っ向から対抗するパーソナルアシスタント搭載のホームスピーカー「Google Home」を発売しましたが?
GIGAZINEの記事から引用
Amazonが話しかけるだけで音楽を再生したり、質問に返答したりできるアシスタント機能搭載のスピーカー「Echo」を販売していますが、GoogleもAmazonに真っ向から対抗するパーソナルアシスタント搭載のホームスピーカー「Google Home」を発表しました。
Google Home
https://home.google.com/
「Google I/O 2016」でGoogle Homeが発表されている様子は、以下のムービーから見ることができます。Look out, Alexa, here comes Google Home – YouTube
2016年5月19日に行われた開発者向け会議「Google I/O 2016」で、人工知能などを搭載した会話型アシスタント機能「Google Assistant」が発表されました。Google Nowを強化したようなパーソナルアシスタントで、スマートフォン・スマートウォッチ・スマートカー・スマートTVなど、あらゆる場所からGoogleに話しかけられるようになります。Google Assistantの詳細は以下の記事で読むことができます。
「ユーザーひとりひとり専用のGoogle」を目指し人工知能・自然言語処理技術・機械学習などを駆使した会話形式アシスタント「Google Assistant」 – GIGAZINEそして自宅でGoogle Assistantを利用するために開発されたのが、音声認識スピーカー「Google Home」です。Google Homeはこんな感じ。リビングルーム・キッチン・ベッドルームなど、家のどこに置いてもなじむようデザインされているとのこと。
スピーカーとマイクを内蔵
スピーカーの下部は好きなカラーに付け替え可能です
ボタンはほとんどなく、応答中のみ最上部にGoogle Assistantのアイコンが表示されます。
Google Homeを使っている様子は以下のデモを見るとよくわかります。
Google Home Demo – Google I/O 2016 – YouTube
コーヒーを入れているお父さんが「OK Google, 朝のプレイリストをかけて」とGoogle Homeに話しかけます。すると朝っぽい音楽が流れ始めました。さらに「OK Google, 全ての部屋で音楽を再生して」と伝えると……
Google Homeに接続しているネットワークスピーカーが操作され、子どもたちの部屋でも同じ音楽が鳴り始めました。
出かける用意をしているお母さんは、Google Homeに話しかけて今日のスケジュールを確認したり、友人にメッセージを送ったりしています。
スピーカーで起こされた娘がやってきました
息子が起きてこないので、お父さんは「Hey Google, 息子の部屋のライトをつけて」と話しかけました。
するとGoogle Homeに接続しているライトが遠隔でオンになり、ようやく息子が起床。
その間、娘はやり忘れていた宿題を大急ぎで行っています。こっそりと「OK Google, リンゴってスペイン語でなんていうの?」と、答えをGoogle Homeに聞いています。
起きてリビングルームにやってきた息子は、「OK Google, 銀河にはどれくらい星があるの?一番明るい星は?」と尋ねています。
返答を聞いた息子は「それTVで僕に見せてくれる?」と続けて質問。するとTVにYouTubeが映し出されました。
「OK Google, 空港までの渋滞はどんな感じ?」と尋ねると、「空港まではかなり渋滞中で、1時間35分くらいかかります。スマートフォンに詳細を送っておきました」という返事。
このようにGoogle Homeを家に置いておくだけで、あらゆる場所からGoogle Assistantにアクセスし、手を触れずにIoT機器の操作まで可能。かけ声は「OK Google」と「Hey Google」の2種類。なお、Google Homeは2016年末に販売される予定で、価格は未定ですが、Amazon Echoが179.99ドル(約1万9800円)となっているため、同じような価格帯になると予想されます。
まとめ
Amazon Echoは昨年の7月にアメリカで販売が開始され、アマゾンのハードウェア製品の中で最大のヒット商品になりました。並行輸入はできますが、すべて英語のみなので、日本語対応待ちという状態ですね。
さらに最近では弟分の2つのポータブル製品がリリースされました。その内のAmazon Tapは上記に紹介したように、日本のアマゾンで購入が可能です。こちらも並行輸入の英語バージョンなので、日本語対応待ちになります。
詳細は以下の記事を参考にしてください。GIZMODOより:
Amazon Echoの弟分、「Echo Dot」と「Amazon Tap」誕生 >>>
Google HomeがもしAmazonより早く日本語に対応して日本の通販ショップから購入できるようになれば、日本でのシェアをAmazonより早く取るチャンスがあるかもしれないですね。
さすがに日本のアマゾンでGoogle Homeが購入できる可能性は低いですが、それとこれとは別、みたいなことになれば面白いことになりそうです。
日本発売前のHomePodを一足先にレビュー。高い音質に満足、アプリや家電とのエコシステム発展に期待(石川温) >>>
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ではでは、きらやん