汎用性を考慮して、ケーブルとハイレゾDACアンプとイヤフォンを別々に注文していましたが、やっと全てが揃ったので早速視聴した結果を紹介します。結論から言うと、別次元の音でした。不思議ですが、何がそうさせているのか?
今回組み合わせた機材など
以下の記事を参考にしてください。
【Lightning直結】ケーブルとハイレゾDACアンプとイヤフォンを別にする理由?!
最初に視聴した曲は、ソニーのCMに使われている「VOICES」です。
入手方法などは以下の記事を参考にしてください。実はダウンロードした音源はAyasa版ではないことに後で気が付きましたが無料なのでそのまま使っています。
視聴した結果
結論から言うと、イヤフォンとしては「別次元の音」でした。
もっと言えば、このマンションに引っ越した時に売ってしまったJBLの「4307」という25cmウーファーの3Wayスピーカークラスの音です。
ペアで14万円はする代物ですから信じ難いです。
このクラスの音が、たかだか2万円弱のイヤフォン機材の組み合わせで聴けるとは思いませんでした。
重い低音がかなりの音圧で鳴っているのに、中高音がクリアでノビノビと聴こえます。それまでの音は霞の向こうから聴こえてくるような感じに思えてきました。
さらに驚いたのは、試しにiPod touchに付属のApple純正イヤフォンをハイレゾDACアンプに繋いで「VOICES」を聴いた時です。
思わずイヤフォンを間違えたのか?と思ってしまい、片方を外して確認したほどです。
「なんだ!Apple純正で十分じゃないか?」
たしかにJBLの音はしませんし、耳への装着感がイマイチなのはありますが、あらためてApple純正イヤフォンの音質のポテンシャルの高さに感心してしまいました。Apple Storeで3,500円で買えます。
他の音源では?
ハイレゾ音源は未だあまり持っていませんが、ライブ曲が聴きたいと思い、丸本莉子の「やさしいうた」と「コトバ」のライブ版を聴いてみました。
凄いです。こんなシンプルな曲がこれほど違うというのは信じれないです。何が違うのかがよくわからないですが・・・
次に、CD音源とハイレゾ音源の両方を持っている宇多田ヒカルの「シングルコレクション1」を聴き比べてみました。
今までは、このようなCD音源前提で作られたハイレゾ音源はあまり音は変わらないと思っていました。
しかもこのアルバムの曲は10年以上前から聴き続けているので耳が慣れています。細かい所まで気が付くはずです。
なにせまだiPodが日本では発売されていなくて、MDウォークマンで暫く聴いていた曲が多いです。
先ずハイレゾはこれも「別次元の音」でした。
やはりCD音源のハイレゾ化は意味があるようです。そしてCD音源を聴いてみると、あれ?違う。iPod touchのアナログ端子にイヤフォンを繋いで聴く音とまるで違います。どういうこと?
同じ音源なのに、DACとアンプが違うだけで音が変わるということになります。
イヤフォンはJBLの4,300円です。ということは、ハイレゾの24bitのダイナミックレンジだけでなく、16bitでも音が変わる要因がDACとアンプの中に潜んでいるようです。
わかるけどわからない領域ですね。
audio-technica USBヘッドホンアンプ ハイレゾ音源対応 AT-HA30USB
まとめ
ここまでの考察から、どうも今回「別次元の音」と感じた要因は、上記のオーディオテクニカのハイレゾDACアンプのようです。
これがiPod touchや他のDAC内蔵イヤフォンのDACとは別次元のDACとアンプを積んでいるせいのような気がしてきました。
従来のCD音源や音楽ストリーミングでも、今回のイヤフォンセットで聴くと良い音で聴けそうなので楽しみです。
しかも、イヤフォンは別のものに変えられるし、ヘッドフォンも試せるので楽しみが広がりそうです。
【Lightningコネクタ直結】ハイレゾDAC内蔵イヤフォンをJBLと比較視聴?!
ではでは、きらやん