iOS 9.3.2のソフトウェアアップデートがリリースされ、脆弱性への対処や、低電力モードでもブルーライトを減らす「Night Shift」が使えるようになるなど変更が加えられました。しかし、9.7インチのiPad Proでソフトウェアアップデートを行ったところ、エラーでiPadが起動できなくなったというユーザーが続出しています。
GIGAZINEの記事から引用
iOS 9.3.2のソフトウェアアップデートがリリースされ、脆弱性への対処や、低電力モードでもブルーライトを減らす「Night Shift」が使えるようになるなど変更が加えられました。しかし、9.7インチのiPad Proでソフトウェアアップデートを行ったところ、エラーでiPadが起動できなくなったというユーザーが続出しています。
iOS 9.3.2 Bricking Some 9.7-inch iPad Pro Devices With ‘Error 56’ Message – Mac Rumors
http://www.macrumors.com/2016/05/16/ios-9-3-2-bricking-some-9-7-ipad-pros/
iOS 9.3.2では39件の脆弱性への対処が行われるほか、辞書で項目を調べる時にうまく機能しないという問題が修正されたり、MDMサーバでカスタムB2B Appがインストールできなかった問題が修正されていました。しかし、Apple情報サイトのMac Rumorsによると、9.7インチのiPad Proのソフトウェアをアップデートした結果、「エラー56」が表示されてiPad Proが動作しなくなり、高級な文鎮としてしか使えなくなってしまうという現象が多数報告されているとのこと。Twitterでは以下のように文鎮化したiPad Proを報告する人も。
文鎮化したiPadを前に「よくやったよApple」と皮肉ったメッセージを送る男性。
このほか、AppleサポートのTwitterアカウントに助けを求める人も続出しています。Appleサポートのウェブページによると、エラー56はハードウェアに問題があると生じるそうです。
iOS のアップデート時や復元時のエラーに関するサポート情報 – Apple サポート
https://support.apple.com/ja-jp/HT204770#hardware
エラー56が発生した場合に確認するべき点として「最新バージョンのiTunesがインストールされていること」「他社製のセキュリティソフトウェアとの間で問題が起きていないかどうか確かめる」「USB ケーブル、コンピュータ、およびネットワークが正常に動作しているかどうか確かめる」というものがあり、そしてその上で「iPhone、iPad、またはiPodの復元をさらに2回試してください」とのこと。ただし、上記の作業を経ても起動できないユーザーもいる様子。なお、ソフトウェアをアップデートしても問題が生じていないiPadも存在するとのことですが、9.7インチのiPad Proに関しては問題を修正したバージョンのアップデートを待つ方がよさそうです。
Apple iPad Pro 9.7インチ Retinaディスプレイ Wi-Fiモデル MLMQ2J/A 32GB ゴールド MLMQ2JA
まとめ
おそらくアップルがすぐに対応してくれるとは思いますが、今後この手の不具合は増加するように思います。せめてすぐに元に戻せるよう、ダウングレードの道も用意して欲しいですね。
私の場合は最近、MacOSXをYosemiteからEl Captainにアップグレードしたところ、不具合は起こらなかった代わりに、動作が重くなり、マウスカーソルがやたらクルクル回るようになって、ストレスが増しました。できればYosemiteに戻したいと思うようになりました。
今まではブログの記事を書いたり、関連する作業は全てMacでやっていました。Windows PCも持っていますが、Windows 7よりMacOSX Yosemiteの方が遥かに作業効率が良かったからです。
ところが、今ではほぼ全ての作業をWindows 10上で行っています。Macはデータ保管庫と化しています。Windows 7から10にアップグレードしたところ、劇的に作業効率が良くなったので、Macより効率が良くなりました。
最近のアップル関連のニュースを見ていると、アップルの将来が少々心配になってきました。そんなことが過去にもありましたが、アップルファンはアップルを見捨てはしなかったです。それどころか、最大のライバル会社であったマイクロソフトが手を差し伸べました。
今回はどうでしょうか?
【El Captain】vs Windows 10 ?!
ではでは、きらやん